愛について

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　　The Open-minded Life little　2013.08.31
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　生きる『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘（Yoshi：わかさま）です。
　「よし」もしくは「わかさま」とお呼びください。

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　生きる『原点』を一緒に創るコーチの若狭　喜弘（Yoshi：わかさま）です。

　と今回も始めました。

　今日は、「愛について」考えていました。
　そんな話題です。

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　さだまさしさんの歌詞にこんなフレーズがあります。

　　　　「求め続けてゆくものが恋 奪うのが恋
　　　　　与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛」
　　　　　（恋愛症候群　より）

　わかりやすいですね。
　でも、わかりやすいからこそ、何か違うな、と感じていました。
　真実も、そうかもしれないけれど。

　先に、私の愛の答えを書いておきます。

　　　　「風に立つライオン（さだまさし）」
　　　　（歌詞サイトを検索してご確認ください）

　です。
　歌詞は、アフリカに医師として赴任中の男性が日本に残った彼女が結婚す
ると聞いて出した手紙の形を取っています。

　でも、私が愛を感じるのは、彼女に対してではありません。
　もちろん、彼女への愛はありますが、私が感じる愛はもっと大きなもので
す。

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　歌詞の中には、「愛」という言葉は出てきません。
　「愛」とは、「愛」と言葉にしないところにあるものではないでしょうか。

　私が好きなフレーズをいくつか抜き出します。

　　●この偉大な自然の中で病と向かい合えば、
　　　神さまについて、ヒトについて考えるものですね。

　　●あなたや日本を捨てたわけではなく、
　　　僕は「現在」を生きることに思い上がりたくないのです。

　　●空を切り裂いて落下する滝のように
　　　僕はよどみない生命を生きたい。

　これが「愛」でなくて何でしょうか。

　この部分を読まれただけでは、ピンと来ないかもしれません。
　でも、著作権の関係で、ここでは言葉の断片しか紹介できません。
　ぜひ、歌詞の全体、歌の全体、コンサートの全体を体感してください。

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　「愛について」の話題に戻ります。

　そりゃ「私が、かわいい」と、自分を大事に思う、ほかのこと、ほかの人
より優先しています。
　そんな時間もたっぷりあります。
　それを否定しません。

　でも、それだけではありません。

・・・・・・・
　「愛」という言葉にしたら、「価値観」の色や味がついてしまって「愛」
でなくなる。
　自分から放つものを「愛」と表現したら、それも「愛」でなくなる。

　そんな矛盾で、言葉が止まってしまいました。
・・・・・・・

　勇気を持って、言葉を綴ります。

　　　「私の人生や生命をよどみなく生き、
　　　　私の人生や生命をこの世に捧げること」

　　　「 “自分自身が何をするか？” は、とっても大切。
　　　　でもそれ以上に、 “人が活躍できる場を作ったり、そのための準備
　　　　を整え、思索する、ニュートラルに戻る場を作る” ことの方がもっ
　　　　と大切。
　　　　少なくとも、それが自分の役目」

　と感じています。

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　自分自身の安楽。物質的な豊かさ。
　自分の家族の安楽。物質的な豊かさ。
　自分職場の安楽。物質的な豊かさ。
　住む地域の安楽。物質的な豊かさ。
　自分の国の安楽。物質的な豊かさ。
　今の時代の安楽。物質的な豊かさ。

　「安楽」とは、安心であること。心の面です。

　もちろん、これらの安楽、物質的な豊かさは大事です。
　それらを守ろうとするのも「愛」です。

　しかし、そのために、「愛」の反対のこと（例えば、「他人を警戒する」
「言葉で貶めること」「戦争」）をしなくてはいけないのであれば、それは
「愛」でしょうか。

　そのような「愛」も、無いよりはいいことです。
　そのうちに、本当の「愛」に出会うこともできるでしょうから。

　でも、それは、「言葉にしたら、もろくも崩れてしまう “愛” 」ではあり
ません。

　いまさらですが、
　「本当の “愛” 」があるのかどうか、どういうものであるか、本当のとこ
ろはわかりませんが、
　本来の「愛」は、言葉にした途端に自己矛盾によって消え去ります。

　いつまでも残っているものは、うさん臭さが漂って来る別物です。
　あらゆるところで、この「うさん臭さ」を嗅いできました。

　「本当の “愛” 」を手にいれる唯一の方法は、自分の中に気づくことです。

　どうぞ、気づいてください。

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　そして、気づくためには、

　　　「私の人生や生命をよどみなく生き、
　　　　私の人生や生命をこの世に捧げること」

　これだけです。

　言葉の穏やかさとは裏腹に、このように生きるには、とても激しく、そし
て穏やかさも併せもつ生き方を選ぶことになるのでしょう。

　ほかの方は、「ただ穏やかな道」を案内できるかもしれません。
　でも、私に見えている道は、そのような道です。

　私は、あなたの何かの力にはなれませんか？

　わかる人にしかわからないであろう文章を書きました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭　喜弘（Yoshi：わかさま）

※『がんばろう日本 三方よしプログラム（ http://p.tl/8J5q ）』
　私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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