弱さをさらけ出す

Sea urchin / shankaronline

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　　The Open-minded Life little　2013.11.06
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　生きる『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘（Yoshi：わかさま）です。
　「よし」もしくは「わかさま」とお呼びください。

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　生きる『原点』を一緒に創るコーチの若狭　喜弘（Yoshi：わかさま）です。

　今回は、「弱さをさらけ出す」のお話です。

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　昨日、別のメール通信ですが、このような記事を書きました。

　　　「Vol. 65　[お構いねぐ］
　　　　http://views.core-infinity.jp/2013/11/sea-urchin/ 」

　2013年4月から9月までNHKで放映されていた、連続テレビ小説（いわゆる朝
ドラ）「あまちゃん」で登場人物が使った言葉です。

　書き終わってから、別の場面が思い浮かびました。

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『あまちゃん』第118回（8月15日放送）
　足立ユイちゃんのお母さんが、家出から戻ってきました。

「なんか悔しくて…だってあの子、弱い自分さらけ出したって事でしょ。そ
れができたら、どんなに楽かって思いながら日々暮らしてましたから…でも、
あなたが倒れて…」

（NHK朝ドラ『ごちそうさん』あらすじ（ネタバレ）：第118回
　 http://juntoai.blogspot.jp/2013/08/118815.html より引用）
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　「弱さをさらけ出す」
　ことも、このドラマのキーワードでした。

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　主人公アキは、母春子さんからネガティブワード満載の「地味で暗くて向
上心も存在感も個性も華もないパッとしない子」なんて、フィードバックを
もらいます。

　その春子さんは、アイドルになるという夢のために母夏さんと絶縁状態に
なって、しかもアイドルにもなれませんでした。

　さらにその夏さんは、普段は気丈なのだけれど、夫の忠兵衛さんが遠洋漁
業から帰ってくるのが嬉しくて仕方がない。でも最終週、また黙って漁に出
てしまいました。忠兵衛さんを探す姿の寂しさが心に残ります。

　アキの「潮騒のメモリー」の相方ユイちゃんは、アイドルになるために東
京に行きたいのですが、最後まで北三陸を出ることができませんでした。自
暴自棄になって荒れます。相手の責任にできる人が目の前に居ないので、そ
の人とぶつかって感情を爆発させることもできませんでした。

　ユイちゃんのお母さんのよしえさんは、夫が倒れ、その看病だけではなく、
よそ行きの顔をし続けていた自分に嫌になり、仙台にちょっと出かけ、東京
に足を延ばし、とうとう１年経ってしまいました。今さら家に戻ることもで
きません。

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　ほかの登場人物も、言動は明るいのですが、いろいろなものを抱えていま
す。

　「弱さをさらけ出す」

　って、言葉にするのは簡単だけれど、実際には難しいですよね。
　「さらけ出せばいい」ってものでもないし。

　周りの人は聞きたがるし、だからといって話のオチを求めるし、責任を取
らないし。

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　でも、

　「弱さをさらけ出す」

　ってことが、

　　　　『自分が自分らしく生きる』

　ってことなんですよね。
　それは、

　　　　『自分が自分らしく生きる場を創ってきて、今ある』

　ということでもあります。

　『場』って、さらっと使いましたが、それは『人との関わり』です。
　それらはすべてイメージ（＝思い込んでいること、移ろいゆくもの）でし
かないけれど、

　　　　「イメージを強く描く」

　というものでもありません。

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　強くなる必要なんてないんです。

　「自分の弱さを自覚する」
　「自分の心の底の弱さを見つめる」
　「自分の弱さを愛おしんで受入れる」

　それができたら、周りから「強くなったね」「あなたは強い人だね」と言
われるようになるのです。

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　「弱さをさらけ出す」

　すると、

　「自分を縛り続けているものを断ち切ります」
　「自分を守る必要が無くなります」
　「全てを受け入れるやさしい気持ちになります」
　「次々に見つかる自分の中の弱さを愛おしくなります」
　「自分を大切にできるようになります」
　「自分と同じくらいに周りの人を大切にできるようになります」

　それは、いくつになっても遅いということはなく、
　いつの時代になっても人は生きる間にこの過程を繰り返します。

　「さあ、私に話してください」

　とは言いません。
　あなたが「弱さをさらけ出す」、その勇気を出すお手伝いをさせてもらう
だけです。

　ここまで読まれて、あなたは何をお感じでしょうか。

　私？
　いっぱい弱さを持っています。
　思い出しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭　喜弘（Yoshi：わかさま）

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