1.5～２倍の自分

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　　あなたの内なる自然 little　2010.07.24
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　「自分らしく１００％表現」の 若狭 喜弘「Yoshi（よし）」です。
　このところ、コミュニティのシナジーについてよく考えます。
　コミュニティとは、要約すると
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居住地域を同じくし、理解を共にする共同社会。「平等の地位にある
人々」「一国を形成する人々」「一地方、一地域の人々」「特定教徒、
特定人種居住地域の人々」「ある地域で共産生活を営む人々」など。
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　またシナジーとは、［日本大百科全書（小学館）］ではこう書かれて
います。
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　元来は、全体的効果に寄与する共同・協力・合成の作用（たとえば
1＋1→3のようになる作用）をさす一般語。1960年代から経営学用語と
なり、特定生産資源の多面的利用によるシナジー効果の追求が、経営
戦略について問題にされるようになった。その種類には、販売、操業、
投資、管理の各シナジーがあって、たとえば、複数製品を単一流通経
路で販売できれば、販売シナジーが生じる。
[ 日本大百科全書（小学館） ]［ 執筆者：森本三男 ］
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　みんなが気持ちよく働いている職場は、「コミュニティのシナジー」
が働いているのだろうなあ、と思います。
　「コミュニティのシナジー」の例として、
　W杯や五輪クラスのサッカーやバスケットチームは、全体が良くできた
生き物のように動いています。
　「決められた役割を果たしている」といえばそのとおりですが、本当
にそうでしょうか？
　決められた役割をきちんと果たしたその上で、
　　　　『決められた役割分担の1.5～２倍を自分の守備範囲とする』
　　　　『常に全体の最善の状態を見ている』
　このとき、あなたの能力は、普段、あなたの能力だと思っていたもの
の数倍の力が出ているかもしれません。
　シナジーとは、「２者の共同作業で得られる増加分」のように思われ
ています。
　もちろん、共同作業で得られるエネルギーは大きいものです。
　そのときに、あなたが普段使っていない力も引き出されているのです。
　あなたを『自分らしく１００％表現』とは、あなたのまだ使われてい
ない力を引き出すことです。さらにその先に、お互いの力を引き出しあ
う社会作りを描いています。
　あなたの力は、まだまだそんなものではありません。
　もっともっと、自分を信じて、自分の手で引き出してください。
　そして、あなたの周りの人の力を引き出してあげてください。
※決して、全体主義だったり、滅私奉公を勧めるわけではありません。
　人から褒められることを願うのではなく、
　　　　『自分の喜び』を自分から行動して手に入れる
　ことです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）
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