妥協からの脱却

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　　あなたの内なる自然 little　2011.01.13
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　「自分らしく１００％表現」の 若狭 喜弘「Yoshi（よし）」です。
　つい今しがた、向き合うと嫌な気分になることを考えていました。
　　　『妥協させられる』
　どこででも、よくありますね。
　　　『妥協する』
　は、
　　　「努力が不足した結果、現実を受け入れること」
　のほかに、
　　　「自分に責任があると思わされて、自主的にそう思ってしまうこと」
　があります。
　『妥協させられる』は、
　　　「負かされる」
　です。
　「自分らしく１００％表現」のためには、そのどちらともオサラバした
いものです。
　その解決のための手段として、『妥協する』から離れるには、
　　　『目指すものを、自分が本当に望んでいることをやると決める。
　　　　そして、やり続ける』
　　　『起こった出来事の責任をきちんと分析して、
　　　　「自分の人生は自分で責任を持つ」という範囲で
　　　　他人の責任まで自分の責任と思わない。』
［解説しよう］
　ここでは、「自分」と記しましたが、「自分の本質（＝Purity）」のこ
とです。
　「自分の本質」を基礎にしていると、自分が多少失敗しても興味を失わ
ずにやり続けられる、常に心が喜ぶ状態になります。
　『妥協させられる』から離れるには、
　　　『きちんと対話し、
　　　　お互いの主張の「肯定的意図」を満たすものを探す。』
　ことです。
［解説しよう］
　「肯定的意図」。NLPとはずいぶん違う使い方をしています。
　でも、基本は「善」の思いから出発しているのは同じです。
　としたら、議論をしているメンバーの根底には、絶対に共通の思いがあ
るはずです。
　その「共通の思い」を「肯定的意図」と記しました。
　「妥協」とは、自分に言い訳をする行為です。
　「妥協じゃない」と思い込むためには、自分を騙す必要があります。
　「協調」とか「恩に着せる」と思い込もうとしても、相手がそう思って
いなければ、単なる言い訳です。
　「自分を騙す」のはやめましょう。
　せっかく光り輝いているあなたを曇らせます。
　だからって、自分の主張を通そうとだけするのもやめましょう。
　ともに、毎回０点（＝原点）からの出発になります。
　本当に得たいものは、「主張していたこと」ではなく、「対話で共通の
思いを共有すること」のはずです。
　そうしたら、その到達点が次に出発点になります。
［解決しよう］
　「事実」ではなく、「心理的状態」の話です。
　例えば、「フリーマーケットをする」ということであれば、第２回以降
は運営ノウハウが積み重なってきます。
　でも、主催メンバー間で妥協をしていれば、「毎回心理的には０点から
出発」となります。
　さあて。
　「そんなことわかっている」
　と声が聞こえてきそうです。
　そうですね。対話を重ねましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）
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