アスリートの言葉

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　　あなたの内なる自然 little　2011.02.19
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　「自分らしく１００％表現」の 若狭 喜弘「Yoshi（よし）」です。
　２０１１年１月１８日付の朝日新聞朝刊から。
　スポーツ１７面に「EYE　西村欣也」というコラムがあります。
　アスリートの言葉として、このようなものが紹介されていました。
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「レース前に、幽体離脱するように自分を天井に上げるんです。そこから
ちっぽけな自分を見てやる。そうしたら、すっと楽になるんです」清水宏
保氏。
「プレー中でも、ピンチになると自分の方の後ろにもう一人の自分がいる
んです。命まで取られるわけやないんやで、とそいつが言う」古田敦也氏。
「自分にコントロールできること、できないことをまず分ける。そして、
コントロールできないことに関心を持たないこと」イチロー氏＆松井秀喜
氏。
「まだ、何も始まったわけではありませんから」斎藤祐樹氏。
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　いい言葉ですね。
　シンドイとき、テンパっているときは、普通は自分の内向きにしか意識
しません。
　「内向き」とは、
　　　　「困った、どうしよう？」
　　　　「失敗したら恥ずかしい」
　　　　「あの時、あの練習をしておいたら良かった」
　　　　「自信がない」
　　　　「え～、わからない」
　　　　「（相手を）すごい。敵わない」
　と思う状態です。
　　　・今更あせっても仕方がないのに。
　　　・どれだけ準備しても本当の完璧はありえないのに。
　　　・「やってきたこと」という事実は確実にあるのに。
　　　・誰も、自分が思うほど、自分には関心を持ってくれていないのに。
　　　・自分が認めた長期のストーリーで、成功がずっと先に予定してい
　　　　るのだったら、今回失敗しても構わないのに。
　と、当事者でない今の私（Yoshi：よし）は思いますが、その時になると、
多くの人はすっかり忘れてしまいます。
　勝負の世界は、順序の世界です。
　でも、やる前から順序はありません。
　たとえ、かつて順序があって、その際は自分の順序が低かったとしても、
今、低いとは限りません。
　まずエントリー（＝出場登録）をして、
　そして、今の自分ができることをどれだけ発揮するか。
　出場したら、時の運、場所の運、人の運があります。
　自分ひとりでテンパっていても、何にもなりません。
　そうそう、
　記事中では、「客観視する能力」と述べられていました。
　NLPでは、「ディソシエイトする」と言います。
　同じことです。
　決して自分を見捨てることなく、自分の過去～未来までを見通して、今
の自分を客観的に見ることです。
　そのために。
　記事の４人は、３つのタイプに分かれていますね。（今気づきました）
　清水宏保氏は視覚タイプ、古田敦也氏は聴覚タイプ、イチロー氏＆松井
秀喜氏は体感覚タイプですね。
　このようなタイプ区分を「優位感覚」と言います。
［解説しよう］
　「優位感覚」とは、「利き感覚」とも言われます。
　右利き、左利きのように、意識しないと自然に使っている、情報の入れ
方です。
　情報を出すときの利き感覚は、「入れ方と同じ」という人もいますが、
私（Yoshi：よし）は「人それぞれ」のように感じています。
　タイプ分けと言っても、決して「占い」ではありません。
　話を戻して、
　あなたの優位感覚に応じて、ディソシエイトしてください。
　まずは、大きく深呼吸すること。
　そして、しなやかで決して折れない自分の軸（＝センター）を感じるこ
と。
　テンパっている自分のポジションから一歩離れ、
　優位感覚に応じたメッセージを伝えること。
　最後に、元のポジションに戻り、そのメッセージを受取ること。
　最後には、必ず、自分の元のポジションに戻ってください。
　これが出来ないから苦労されているとは思います。
　でも、チャレンジしてください。
　『ほかの人に出来ることは、あなたにも出来ます。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）
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