現代語訳「無理というのはそもそも人が作ったこと。」
公開日:
:
Open-minded Life lit
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The Open-minded Life little 2011.05.23
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『新しい酒は、新しい皮袋に』
「あなたがあなたをクリーニング(セルフ・コーチング)」をサポートす
る「セカンド・コーチ」の 若狭 喜弘「Yoshi(よし)」です。
前回の「無理というのはそもそも人が作ったこと。」
(http://ameblo.jp/inner-nature/entry-10898686282.html )はお読みにな
りましたか?
間違ってはいないけれど、・・・・・・・・
「裃を着たお侍さんがしゃべっているみたい。」
われながら、どんな喩えを使うのかと思いますが、そんな感じを受けまし
た。
そういう理屈も大事、ぶっちゃけた話も大事ですので、両方でお伝えして
いきます。
で、今回のテーマをなぜ書こうと思ったかというと、
「~してください」「~しないでください」と書かれていると、守
る人が多い
と感じたからです。
それだと、
『自分自身の可能性の枠を小さくしちゃいます』
その習慣がついていると、コーチングやカウンセリングで
「制限がまったくないとしたら、その希望するものはどのように見
えたり、聞こえたり、感じますか?
どんな方法がありますか?」
と聞かれても、「今の自分が確実に持っているもの、できること」でしか
答えられません。
『モッタイナイ』
あなたがまだ自覚していない能力もあわせて、望む未来を手に入れること
ができるはずなのに、枠を小さくしたおかげで、「未来」や「可能性」もき
わめて小さくなります。
これって、とても大切な話です。
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例えば、そんな枠のおかげで、本来の能力の9割の枠内で将来を考える
としましょう。
すると、結果は半分でもない、1割くらいしか手に入らないでしょう。
(量は、統計を取っているわけではないので、感覚的な数字ですが。)
だって、ゴルフのスコアで1打多くて2位になったら、賞金は数倍もの
差がついてしまいます。
「1番にならなきゃダメ」とは言いませんが、
可能性に制限をはめる枠は取っ払いましょう。
同じことは、「断捨離」「家の中の不要なものを捨てよう」でも言われ
ているものです。
「ここに物があるから避けなきゃ」と思いながら生活するのと、
まったくそんなことを考えずに生活するのとでは、
できあがりは違いますよね。
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「物を捨てよう」というのは、「物」というわかりやすいものがあるので
行動しやすいですが、厄介なのは「禁止や制限の考え方」という『枠』です。
これは、躾けや教育の影響もあるのでしょうね。
「子どもを安全に生活させる」
「自分勝手に動かれると困るので、許せる範囲にコントロールしてお
きたい」
子育てや教育の場では、このことを守る子どもは『いい子』なんですよね。
で、大人になって禁止や決まりで使われる言葉を挙げると、
「〆切は、○月○日です。」
「自己アピールは、400文字以内厳守です。」
「○○、△△、□□という人を募集しています。」
よくありますね。
それを守れなかった人に対して、
「遅刻するようでは社会人失格だ。」
「コチラの求めていることに応えられない学生は要らない。」
「あなたは、年齢、経歴、資格で該当しないのに、なぜ応募したの
ですか?」
などと、直接言ったり、「ビジネスマナー」として新聞やWeb上の論説
などで批判的に語られたりします。
でも、それは、どこまで本当でしょうか?
私(Yoshi:よし)は考えます。
「 “本当に絶対” というものは極めて少ない」
たかだか人が決めたことです。
「変えられないものはない」し、「余裕は必ず見込んである」のです。
もちろん、
・まず、相手に敬意を表す。
・原則として、相手の意向を尊重する。
・なぜ、そのような規定が設けられているか、十分に理解する。
・わからなければ、質問する。
・より良い提案があるときには、直接交渉する。
といった、「人対人」のコミュニケーションの基本を大切にしてください。
決して、
「決まり作ったよ」バーン
「そんなん知らね」どーん
では、コミュニケーションになりません。
(やっと、もともと書きたかったことにたどり着いた気がする)
その上で、「決まりに書かれているから」って、問合せも交渉もしない人
が多すぎるように思うのです。
それは、「自己肯定感が低い」結果ですし、
「そのような決まりを書いていない、他のところでサービスを受ければい
い」という、突き詰めていない楽観論しか持っていなかったり、
「めんどくさい」という、もともと求めていたことと無関係な視点の「や
らない理由」を振りかざしていたりします。
「オープン・マインド」は、ゼロ・ミッション、原点に帰る、ことで、
自分主語で自分の物語を綴りつつ、生きていくことです。
そのためには、
「書かれているからダメだ」と諦めるのではなく、
「それって、どこまでホント?」
と自分に問いかけるのです。
「相手に敬意を表し」て、
「自分が求めていることをしっかり理解」して、
「自分自身の可能性を信じる」のです。
あなたのそんな行動を応援します。
若狭 喜弘(Yoshi)
※4月より、セッション料金を改定しました。継続中の方は据え置きです。
改訂後の料金は、Webサイト http://ameblo.jp/inner-nature/ をご覧ください。
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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それぞれの申込みフォームから、1種~4種のファイルを申込むことがで
きます(2011.05.18現在)。
今後、提供できるものを順次追加していきます。
もしご希望のものがあれば、お知らせください。
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