優位感覚は「思考」で留めずに
公開日:
:
Open-minded Life lit
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The Open-minded Life little 2011.08.03
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「セカンド・コーチ」改め、
「コンサルタント(Consultant for you)」の若狭 喜弘「Yoshi(よし)」です。
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http://ameblo.jp/inner-nature/entry-10935975284.html
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つい先日のメール通信やブログにこのような記事を書きました。
Vol. 39 優位感覚の区分を見直してみる
http://ameblo.jp/inner-nature/entry-10970751486.html
The Open-minded Life
その中で、「優位感覚の新区分の提案」として以下を記しました。
--------------------------
外的感覚 内的感覚
●体感覚派 体感覚 ⇒ 体感覚
●視覚派 視覚 ⇒ 体感覚
●聴覚派 聴覚 ⇒ 体感覚
●聴覚・思考派 聴覚 ⇒ 思考 (→ 体感覚)
●視覚・思考派 視覚 ⇒ 思考 (→ 体感覚)
(並びは、進化の順)
--------------------------
受取るとき、最後が体感覚ではなくて、思考にしか行かない人がいるな、
と思ったもので。
でも、この考えは、決して新しいものではありません。
現「コーチA」のコーチング・トレーニングでは、「優位感覚」「学習スタ
イル」の中に、
視覚、聴覚、触感覚、言語感覚
をの区分がありました。(当時は、コーチ・トゥエンティワン)
先日聴いていたラジオ番組「武田鉄也の朝の三枚おろし」で、ゴルフのラ
リー・ネルソンを取上げた回に同様の区分を話されていました。
[情報]
と思って調べていたら、
エグゼクティブのための 正しいゴルフの習い方
By ラリー・ネルソン, 伊藤 守
http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4799310003
を元本に使われていましたので、当然のことでした。
伊藤守さんは、(株)コーチ・エィの代表取締役会長です。
話は戻って。
私(Yoshi:よし)は、「言語(=思考)」は、情報の入り口じゃないと考
えるんですよね。
どちらかというと、人が取り込むための「センサー」や「意味の変換器」
というイメージです。
ですから、「(内的感覚の)体感覚」と同じレベルですね。
実は、私も「コーチA」のコーチング・トレーニングの時間の判定では、
「言語感覚」が高いと出ました。
コーチやコンサルタントは、考えていることや捉えていることを言語化し
なきゃいけません。
相手(=クライアント)とコミュニケーションしようと思ったら、言語を
使うしかありません。
「ノンバーバル・コミュニケーション(非言語コミュニケーション)」な
どという便利な区分もありますが、残念ながらこれだけではコーチングは完
了しません。
ですから、コーチやコンサルタントなどとして人をサポートするためには、
「言語感覚」が高い必要があります。
ただね。
「言語(=思考)」だけに頼るには、弊害が大きいです。
・頭でっかち
・理屈ばかり
・今持っている価値観に固執
・上限が、思考できる範囲でしかない
いわゆる「頭が固い人」そのものです。
私は、「言語感覚」優位の区分の能力に、あまり良い印象を持っていませ
ん。
もちろん、「言語感覚」優位で、「頭のやわらかい人」もいらっしゃいま
す。
どこが違うのでしょうか?
おそらく、「言語(=思考)」の力だけで “思考” するのではなく、「無
意識」の力も使っているのでしょう。
「無意識」とは、「(すぐには引き出せない深さ・レベルにある記憶を含
めた)体験・経験の感覚」のことをいいます。
つまり、「内的感覚の体感覚」がそれに該当します。
人によっては、「DNAレベルの記憶」とも言います。
ここまで深く使いこなしている「言語感覚」の人であれば、大丈夫です。
「優位感覚の新区分の提案」の内的感覚の項に(→ 体感覚)と付加して
いますが、それができれば今回のお話しのレベルでは大丈夫です。
優位感覚の入り口はなんでもいいし、
言語感覚優位であることは話し・書くことが仕事である人には必須だけれど、
必ず最後は「体感覚」とつながって欲しいのです。
話し、書くために外に出てくる際には、同じ経路をたどったり、まったく
違う経路をたどることもありますが、どちらにしても「体感覚」とつながっ
た言葉は、
・理解できる
・リアリティがある
のです。
まずは、このことを知識として理解してください。
その実践法、トレーニング法や、また真に理解するタイミングは、それぞ
れの人によって異なります。
それが実践できたら・・・・・、
プレゼンで相手に伝わる、心地よい会話ができるというレベルではなく、
人生が動き出します。
若狭 喜弘(Yoshi)
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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