1000年後に伝えるものは何ですか?
公開日:
:
Open-minded Life lit
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The Open-minded Life little 2011.11.09
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「コンサルタント(Consultant for you)」の若狭 喜弘(Yoshi:よし)
です。
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前回の記事
「僕って、不器用だから
http://ameblo.jp/inner-nature/entry-11069431240.html 」
は、反響をいただきました。
昔の体験に向き合う必要があるので、「チクチク痛かった」と感想をいた
だきました。
人によっては口癖になってしまっている言葉ですが、ポジティブシンキン
グ、ネガティブシンキングという区分でこの言葉を変えられるほど簡単なこ
とではない、ということをお伝えしました。
気づいてしまった方は、せっかくの機会です。過去のあなたと向き合って
ください。
それは絶対に不快なことではありませんから。
さて、今回紹介するのは、この本です。
「身体で考える。
By 内田 樹, 成瀬 雅春
http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4837671594 」
文化放送がキー局となるのラジオ番組「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」で
紹介されていました。
図書館の本を借りて読んでいたのですが、返却日が近づき、必要なところ
をコピーして残そうと読み直しながら付箋をつけたら、ほぼ4ページごとに
付箋がついて、本の厚みが変わってしまいました。
対談なので、話がどんどん進んで別の話題になるので、こんなことになっ
ちゃうのですね。
結局、本を買うことにしました。
内田樹さんの対談本は外れも多いそうですが、この本は当たりです。
「邪悪なものの静め方」も面白かったです。
(邪悪なものの鎮め方 (木星叢書)
By 内田 樹
http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/486238160X )
で、本題に入りますと、今回お伝えしたいことはこのことです。
『あなたが、1000年後に伝えたいものは何ですか?』
私(Yoshi:よし)は、ね。
「デジタルよりアナログ」、「人工物より自然」、「論理を積み重ねたも
のより身体感覚系のもの」に意識が向かいます。
というか、1000年後に伝えようとしたら、1000年前から伝わってきた形の
ものじゃないと、伝えることができないのじゃないか、と感じるのです。
それで、伝える役割を担ったものは?
・・・・・・・・・
現在探し中です。
1000年先に価値のあるものがいいだろうし、でも、1000年先に必要とされ
るものを、今わかることができるか、やっぱりわからないか、それさえもわ
かりません。
でも、たとえば1000年先に小冊子が伝わっていて、解読して読んでみたら
ジョーク集で、大笑いした、というのでも構わないと思うのです。
ということを考え始めたのは、上記書籍にこのような記述があったからで
した。
ヨガを教えている成瀬さん、武道の道場を開いている内田さんともに、
「教える」ということについて、
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成瀬 「僕も、歴史の中でたまたまそういう役割を与えられたのかなと思っ
ているだけです。方向性さえ間違っていなければいい。その中継地
点が僕みたいなものですから。」
内田 「「リレーする」というか、「パス」するというか、僕たちはそうい
う流れの中にいると思うんです。流れを輪切りにして、同時代、同
世代集団内部で誰が強いか、うまいかということを相対的に比較す
ることには、ほとんど意味がないと思う。同胞は何を継承し、何を
伝えていくかということですから。」
(上記書籍より引用)
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と語っていらっしゃいます。
先には、「試合で優勝する意味はない」や「一子相伝のグループは途絶え
たところが多い」という話が続きます。
しばらく前に読みました。
そのときの印象が残っていたのでしょう。
そして、こんなことを、最近考えていました。
・1000年前のもので残っているものは、どのようなものがある
だろうか?
・1000年って、とても短い時間だなあ。
・でも、日本に残っているのは、寺院建築、仏像、日本語、源氏物
語、河川の堤防、農林漁業の技術などほんのわずか。
・これからの1000年を考えると、プラスチック製品やコンクリー
トなどはそのままの形をとどめるのは難しいだろう。
・紙も、パソコンで作った電子データも、残していくのは大変。紙
は奇跡的に残る可能性はある。
・残るとしたら、口伝や身体感覚で伝えていくものだけじゃないだ
ろうか?それと、累々とした人工の廃棄物といった処分できない
ゴミと。
・そして私(Yoshi:よし)は、1000年先(最初に浮かんだのは
5000年なれど、少しディスカウントしました)に残すものに
関わりたい。
・私(Yoshi:よし)は、何を中継しているのだろうか?
と感じたのでした。
もう少し夢物語にお付き合いくださいね。
私(Yoshi:よし)が関わるということで、私自身への問いかけを続けます
と、
・「そのまま伝える」ということ自体、「伝えたいものを編集して
形にする」と同じ。
・「本当にそのまま伝える」ことは可能。でも、受取り手側が、
そのまま中身を受取れるかどうか。
・伝え方は、「完全に心をオープンにして、すべてをそのまま受け
入れ、完全に心をオープンにした次世代の人に、そのまま伝える」
を続けていくこと。
が出てきました。
「人自体のコピー作成」「身体での記憶」のようなお話です。ほんのわず
かの人に限られるでしょうが、可能です。
でも、たとえば言葉、たとえば長さや重さの単位、地球科学的な条件など
が変われば、そのまま伝わっても、使うことができません。
やはり、「本質をつかんで、言葉や単位に関わらない本質のみを編集して、
伝えるべきものを形作る」役目の人が必要です。
これって、いわゆる「秘伝書」のシンプルな記述と同じことですね。
こんなことを考え始めて最初は、
・自分の名前が残らないかなぁ
・建物など、形がわかるもので残らないかなぁ
などと考えていましたが、
・単に、1000年後の人が使えるもの一つでいい。
・伝えていく実践者をサポートする役目。
と、たどり着きました。
今のテーマは、
『私自身が伝えたい、私が中継するコンテンツ(中身)は?』
『世界を眺めて、中継していきたいコンテンツは?』
『伝える方法は?』
『中継する役割を担った人を、どのようにサポートする?』
です。
あなたのアイディアをお待ちしています。
若狭 喜弘(Yoshi)
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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