相手がいい人だと、こちらが悪いとなっちゃう

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　　The Open-minded Life little　2013.03.28
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　『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘（Yoshi：よし）です。
　「よし」もしくは「わかさま」とお呼びください。

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　「夢、目標、希望」の意味がやっと分かってきた『原点』を一緒に創るコー
チの若狭　喜弘（Yoshi：わかさま）です。

　『原点』という視点にたどり着くまで、かなり苦労してきました。
　あなたもそうじゃないですか？というお話です。

　プロフィールに書いている通り、20代のころから

　　　　「俺には原点がないので、必要だ。」

　と思ってきました。
　同時に、それと関わりがあるとは思っていませんでしたが、

　　　　「母や祖母のコミュニケーションや思いが重い。
　　　　　そのくせ、こちらの思いは受け取ってもらえない。」

　とも思っていました。

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　そして、2006年（40代の自分）でコーチングに出会ったころに飛びます。

　コーチングの練習やコーチングを受けるときには、自分の一番の課題を話
していました。
　それは、

　　　　「自分には原点がない（感じられない）」
　　　　「母や祖母の思いが重い」

　ということでした。
　でも、

　　　　「コーチングは目標達成」

　に縛られたコーチの方々と話しても、埒があきませんでした。
　さらに、母も祖母も、「外面だけがいい」というのではなく、精一杯子育
てをしていただいた、そのことは間違いありません。
　本当にいい人なんですよ。人間ですから、すべてに完璧というわけではな
いですけれどね。

　だから、

　　　　「母や祖母の思いが重い」

　なんて言うと、母や祖母の悪口を言っているような、苦労をないがしろに
しているような、愛情を受け取っていないこちらが悪いというような反応し
か返ってきませんでした。

　その上、

　　　　「あなたは、感謝をする心を含めたファウンデーションができてい
　　　　　ない」

　と判断までされる始末。
　次第にこの話題はそのような場では話さなくなりました。

　　　自分が被害者だとは思っていませんが、
　　　影響を与えられてこんなになった、相手に自覚がない、
　　　その上、今の自分は不足した人間で、
　　　その責任が自分にある。

　というのを、言葉や、言葉にしなくてもそんな雰囲気で対応されると滅入っ
てきましたから。

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　今もあらためて思います。
　確かに、それは間違っていないかもしれません。
　けれど、私が欲しかったことを話すというのも間違っていた訳ではありま
せん。

　二人で話して見解が違った場合、「どちらが正しいか？どちらが間違って
いるか？」となります。
　コーチングの場でコーチと話しているのであれば、「あなたが間違ってい
る」と強い立場から言われるのです。

　続く言葉は、

　　　　「反省しなさい」

　ですね。

　本当のことを理解してもらおうとすると、これまであった出来事をすべて
話す必要があります。
　が、そんな時間はありませんし、普通のコーチングをやるつもりのコーチ
は聞く気もありません。

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　それで、コーチングに可能性を感じながらも、門前払いを食う状況でした。

　で、コーチって、

　　　　「誰にでも、夢や目標がありますよね。
　　　　　進歩欲求というのもありますよね。」

　と呑気に話す人もいます。

　自分の足元がグラグラで、
　足元がグラグラなのか、
　自分がグラグラなのか、
　自分の人間そのものがグラグラなのかわからない、
　かつての私のような人間には、とてもきつかった記憶があります。

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　でも、やっとわかったんです。
　これまでも、『自分の人生の手綱を握る』と話したら、「それが必要！！」
と強い反応をされた方もいらっしゃいました。

　私のこのような体験を持っている人間が提供するコーチングを必要として
いる人はいらっしゃるんです。

　これらを分かったうえで、コーチングをします。

　自分の『原点』を探すことから始めても、
　小さな成功体験を重ねて、まず自分に対する自信を深めることから始めても、
　『原点』を持てなかった、「愛情不足」に直面することから始めても、

　あなたが望むままです。

　どっちにしても、『原点』を取り戻さないと、「夢や目標や希望」は、あ
なたの本当の人生の上にはありません。

　今回は、「周りから理解されない」と小さくなっている人へ、
　「つらいのはあなただけじゃないよ」
　とお伝えしたくて、体験を記しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭　喜弘（Yoshi：わかさま）

※『がんばろう日本 三方よしプログラム（ http://p.tl/8J5q ）』
　私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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