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人は最善を尽くしてるんだ

公開日: : Open-minded Life lit

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  The Open-minded Life little 2013.04.14
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 『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
 「よし」もしくは「わかさま」とお呼びください。

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 『原点』は、じっと動かないものでしょうか?それとも高速で動いている
ものでしょうか?
 あなたの『原点』を一緒に創るコーチの若狭 喜弘(Yoshi:わかさま)
です。

 今回は、「人は皆、最善を尽くしているんだ」というお話。

 『NLPの基本前提』というものがあります。
 「NLP」といった狭い範囲ではなく、「人間」としての基本前提だと私は考
えています。

 ご存知でない方に、紹介します。
 このようなものです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『NLPの基本前提』
1.地図は領土ではない。
2.人は常に現在可能な最善を尽くしている。
3.他者の世界地図を尊重することは、コミュニケーションの根本条件であ
  る。
4.あなたが相手から受け取った反応があなたのコミュニケーションの成果
  である。
5.私たちが現実を体験する方法を変化させる能力は、現実の内容そのもの
  を変化させることよりも効果的であることが多い。
6.人は効果的な変化のために必要なリソースをすでに持っている。
7.誰かにできることならば、ほかのひと(あなた)にも可能である。あと
  は、やり方を知るだけ。
8.心と身体は有機的システムである。
9.何も選択しないよりも何かを選択したほうが良い。何でもいいから。
10.失敗はない。フィードバックがあるだけ(すべての結果は何らかの達成
  である。ただ、与えられた課題や内容について望んでいたものであるか、
  そうでないかが違うだけ)
11.「問題」「制限」とは、機会である。
12.すべての行動には肯定的な意図がある。そして、すべての行動には役立
つ場面がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ぜひ、ゆったりとこれらの言葉を味わってください。
 どれも「そうだなあ」と思っていただけることでしょう。

 ちなみに、「NLP」については、お調べください。
 インターネットに解説がたくさんあります。

 簡単には、

    「普段意識していない潜在意識の活用法についての心理学」

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 さて、本日の話題について。

 「2.人は常に現在可能な最善を尽くしている。」

 このことで、お伝えしたいなあ、と思った次第です。

 私(Yoshi:わかさま)は、

    「人間の『原点』」

 について、何度も何度も考えています。

 ある人にとっては何でもなくできることが、別の人にとっては苦痛を伴っ
ていたり、そんな行動の発想さえ思い浮かばないことがあります。
 それは、大人になってからの体験でそうなったのではなく、子どもの頃の
いつの頃からか、そんな風に思うパターンを身につけたといったことがあり
ます。

 例えば、

     『人を信用する』

 という言葉があります。
 この言葉を表立って反対する人はいないと思いますが、「総論賛成、各論
反対」という方がいらっしゃいます。

 つまり、

 『人を信用する』と、心の底からこの言葉を信じていて、この言葉通りの
行動をして、どんな人に対しても絶対に『人を信用する』というポジション
から離れない方がいます。

 しかし、『人を信用する』という言葉の心地よさを感じ、「そうありたい
よね」とは思っていても、「でも実際は、いざとなったら人は騙そうとする
ものだ」という言葉を信じていて、行動や人とのコミュニケーションでその
ように振る舞う方がいます。

 これは、『原点』の時代・・・・・
 それはおそらく6歳くらいまでの子ども時代に、

    「身も心を委ねても、何の心配もなく安全だった人」
    「心身を委ねようとしたら、拒否されたり、裏切られた体験を持つ人」

 の違いなんです。

 それは、ある1回だけのできごとをそのように思い込んだだけかもしれな
いし、家庭の中でそのように扱われたのかもしれません。
 どちらにしても、

     「人を信用できない」

 という反応が起こるようにプログラムされてしまったのです。

--------------------------------

 で、今回のテーマは、「でもね・・・」というお話なのです。

 「2.人は常に現在可能な最善を尽くしている。」

 自分を振返ると、この言葉は『正しい』といえますよね。
 そりゃ怠けたいとか、ずるをしようとか思って、実際にやることもあるで
しょうけれど、

    「それが現在の最善のことだ」

 ということには違いないはずなんです。

 ということは、「子どもの頃の家庭環境」に影響を受けて、「人を信用で
きない」と思うようになって、今でもそれを捨てられないとは言っても、

    「子どもの頃の家族」の一人ひとりも、「その時の最善を尽くして
    いた」

 ことは信じてあげたいと思うんです。

     「最善と思っていることをした」
     「考えている暇はなかったけれど、その行動しかできなかった
      (つまり、最善の策だった)」

 こうじゃないでしょうか?

 自分の行動を振返って、

    あとから考えると、ほかにベストな方法があったことに気づくが、
    その時は、無我夢中で、それでも自分にとって、目に見える周りの
    人みんなにとってベストの選択をしていた。

 と言えませんか?
 そう、

 「2.人は常に現在可能な最善を尽くしている。」

 こうなのです。

--------------------------------

 先日、NLPのセミナーのアシスタントとして参加しました際、講師の方がこ
のような例を挙げていました。

   「コンビニに強盗に入り、店員の胸に刃物を刺した。」
   このこと自体は許されないことです。
   でも、このコンビニ強盗は、「こうせざるを得なかった」のです。
   人生を生きていく中で、一つ一つの選択肢を選んでいったら、今回の
   事件を起こすしかなかったのでしょう。
   今の目の前の出来事だけを見るのではなく、
   これまでの人生のすべてを受け入れる視点をぜひ持ってください。

 これも、「人が最善を尽くしている」例です。

 同様のことは、『原点』を持っていなかった私にも当てはめることができ
ます。

 私が「コンビニ強盗」ではなく、
 愛情を与えてくれる立場の家族が、この「コンビニ強盗」と同じように、
 様々な事情で『そうせざるを得なかった』

 のだろうと理解するようになってきました。

 となると、『原点』を創る行動の一つとして、

 その原因がわかれば、今は親と子の力関係が逆転してもいいので、
 今からでも対処可能であれば、その原因を取り除いてあげればいいですね。
 そうすれば、親が変わります。
 親が変われば、あなたも変わります。

 人は、『最善を尽くそうとする』ものなのです。

 そのことを、あなた自身を一つの例として、周りの人にもその視点で眺め
ていただきたいな、と願っています。

                  若狭 喜弘(Yoshi:わかさま)

※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
 私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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