「領土」も「地図」もすべて儚い
公開日:
:
最終更新日:2013/10/09
Open-minded Life lit
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The Open-minded Life little 2013.09.17
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生きる『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘(Yoshi:わかさま)です。
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生きる『原点』を一緒に創るコーチの若狭 喜弘(Yoshi:わかさま)です。
NLPの基本的な考え方・世界観の一つに
『地図は領土ではない』
があります。
Map of ancient Seoul / sociate
この「地図」について、最近いろいろと考えていました。
今回は、そのお話を書きます。
ちなみに、
●領土:自分の価値観で評価していない、ありのままの現実のできごと
●地図:自分が現実だと思っていること
例えば、領土は「今年の夏」。
地図は、「最高気温を更新した酷暑の夏」。
今年の夏は、ただ夏であっただけで、地球誕生から45億年の中では今年の
ような気候は何度もあったはずなのに、地図である思っていることでは「最
高気温を更新」「酷暑」という評価が付いています。
「地図」とは、現実から受け取って、何かの評価をして見ている世界のこ
とです。
お話としては、このようなNLPとは直接関係ないものなのですが・・・・。
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もともとは、自分のキャッチフレーズで言葉が思い浮かんだのが最初でし
た。
「私は、あなたがコーチングを学ぶ、『地図』と『コンパス』を提
供します」
ここまで言葉を整理して、「はて?」と思ったのです。
「コーチングを学び始めた人の最初の頃の地図は教えてあげること
ができるかもしれないけれど、自分の地図も知らない」
「本当に教えてあげることができるのか?」
「地図って、現実を知らないと描けない」
「現実って、どれだけ頑張っても一部しかわからないし、すべてを
わかる訳がない」
「地球のことを全部見ようと思ったら、月の位置まで離れればいい
けれど、地球上のアリの動きはわからない」
「月の位置まで離れても、宇宙のことをすべて見ることはできない」
「領土」である現実を知らないし、これからもすべてを知ることができな
いのに、「地図」なんて描けない。
ほんの小さな部分に限っても、本当に「領土」を知っているのか。
このような絶望を感じました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『どれだけ頑張っても、ほんの一部しか見えないし、それの本当の
姿さえわからない』
『「目標」なんて言うけれど、現実の「目標が叶った状況」は、今
の一瞬、その場所だけの儚いものだ。視点を大きくしても、小さ
くしても、見えなくなってしまう。』
『「目標」を目指そうというのは、「地図」という意味(=イメー
ジ、思っていること)で、一瞬の夢を見るようなものではないの
か』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「絶望感」「無力感」でいっぱいになりました。
世の中の人は「絶望」を感じないのだろうか?とも思いました。
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私たちは、「領土」そのものを扱うことはできません。
「領土(=現実の生の姿)」は、
大きすぎたり、
小さすぎたり、
長大な時間をかけて変化したり、
一瞬で変化したり、
連続性の中に事実や意味がある、
変化することが事実や意味がある。
このように、生身の人間では、すべてを扱うことはできません。
さらに、先日も書いた「センサー」によってしか知ることができません。
その上、「知った」と思った時点で、それは「地図」になっています。
(「領土」を知るためのセンサー
https://oml.core-infinity.jp/?p=1633 )
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同時に、このことと関連して、コーチングについても感じました。
最初は、コーチングが使える限界があるという絶望感からでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「領土」も「地図」も、すべて知りえないし、一瞬の儚いものかも
しれないけれど、
『コーチングは、人生をより良く生きるための「地図」と「コ
ンパス」になるのか?』
『もしコーチングが、人生をより良く生きるための「地図」と
「コンパス」になるにしても、人は既に「地図」と「コンパ
ス」を持っているのではないか?』
『「地図」と「コンパス」の使い方なら教えられるのではない
か?』
『「地図」と「コンパス」を使って生きるのもいいだろう』
『「地図」と「コンパス」を手放して生きている人も既にいる
だろう』
『その人たちは幸せだろう』
『私は、「地図」と「コンパス」を使いたい人をサポートした
いだろうか?』
『私は、「地図」と「コンパス」を手放して生きている人をサ
ポートすることはできるだろうか?』
『私は、その前に「地図」と「コンパス」を手放して生きたい
人をサポートをすることはできるだろうか?』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
半年以上かけて、ここまで来ました。
さらに、まだ先があるように感じています。
まさに、イメージとしての「地図」ですね。
アナロジー(=類似性)の井戸に入ってしまった気分です。
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私の絶望は、
『「領土」の外の広大な場所にも関心がある』
ということから起こっているようです。
今思い出しました。
『人が書いた本は、すべてを読むことはできるが、1回の人生では
読み切ることはかなり難しい。』
『もし読めたとしても、情報として知ることができるのみである。』
ある時に、こんなことを気づいたのでした。
視点を大きく変える、もしくは切り口を大きく変えると、光が見えてくる
かもしれません。
「今・ココ」だけで生きることも、広大な「地図」だけを見て生きること
も、できないのですけれどね。
若狭 喜弘(Yoshi:わかさま)
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