「自由だけは、誰にも明け渡してはいけない」
公開日:
:
最終更新日:2016/08/27
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ここ数日のホットキーワードは『自由』のようです。
「自由」もまた、
手に入れるにはとてつもなく大変だけれど、
手放すのは簡単です。
誰かに依存するために。
何かと引き換えに差し出すように求められて。
怖いのは、
「自由を差し出した自分の振舞いが身体に馴染んで普通」
になり、
「自分で自分の自由を奪う」ようになります。
そして、自分の人生を自分で歩けなくなっているだけじゃなく、
他人の人生、特に子供や配偶者の自由を奪って
そうした人たちが自分で自分の人生を歩けなくするようになることです。
だから、
『自由』は、誰にも明け渡してはいけません。
それは、他人からの「自由」であり、
『自分自身に「自由」を許す』
ことでもあります。
他人よりも、
『自分自身に「自由」を許』せない
ことのほうが、
「人生のこじれ」
を引き起こします。
そうならないために。
「強い意思」が必要ですし、
「(自由による自分の物語を)自己完結させる」ことも必要です。
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「強い意志がないと、自由であり続けられない。私自身、2度独りに戻って、自己完結しないと本当の幸せはないと感じています」
(上記リンク先より引用)
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