Vol. 45 Kに直接伝える法
公開日:
:
Open-minded Life
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The Open-minded Life【Vol. 45】 2011/10/28
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《Kに直接伝える法》
最近変なことに気づきました。
優位感覚には、
V:視覚
A:聴覚
K:身体感覚
があります。
略して「VAK」とも言われます。
人は得意とする優位感覚から情報を取り入れます。
で、「変なこと」とは、
「セミナーのファシリテーターをしているとして、
V(視覚)の人には、視覚的な情報を伝えたらいい。
A(聴覚)の人には、音的な情報を与えたらいい。
では、K(身体感覚)の人には、何を使って伝えたらいいのだろう
か?」
こんなことを考えたのでした。
たとえば、
V(視覚)の人には、パワーポイントやビデオ、手元に資料を配布すればい
いですね。
できることならば、視覚で一発でわかるように、図、写真、動画です。
A(聴覚)の人には、声でお伝えしたいテキスト情報を読み上げたものや動
画の中の声など。
また、お伝えしたい音、セミナー環境としての音や音楽を聴いていただけ
ればいいですね。
ここまで考えて、K(身体感覚)の人には?・・・
となりました。
もちろん、VAKともに、言葉で伝えて、参加者の脳内で、V:視覚、A:聴覚、
K:身体感覚 に変換してもらったらいいのですが、せっかくであれば、「直
接伝えたい」。
ちなみに、わかりますよね。
V:視覚、A:聴覚、K:身体感覚 に変換とは、
V(視覚)の人には、言葉を聴いて、好き勝手に映像を描いてもらう。
A(聴覚)の人には、言葉を聴いて、好き勝手に音風景を描いてもらう。
K(身体感覚)の人には、言葉を聴いて、暑い、寒い、痛い、気持ちいい、
などを伴ったストーリーを体感してもらう。
これでもOKです。
この状態を超えて、K(身体感覚)の人にも直接体感してもらいたい、とい
うわけです。
身体を触れ合ったり、ハグをしているだけでは話は進みませんしね。
[答えを持たないで書き進めていますので、あなたも考えてくださいね。]
どうしたらいいのかなぁ。
思いつくのは、
・神がかりのように音が降りてくるミュージシャン
・催眠術師のように、集団催眠をかけるようなカリスマ講師
この辺りかもしれませんね。
・その空間を、講師のエネルギーで埋める
ポジティブ過ぎず、ネガティブ過ぎず、というか、
その基準を外から眺めて超越しているようなエネルギー
このような感じでしょう。
ハイパワーではなくても場を作っている、穏やかな空気感。
そんなところでしょう。
読者の大勢がついてきていないような気がしていますが、今回は「置いて
きぼり」も辞さず。
誰にでもできる最初の段階は、
・ハイパワーのエネルギーで受講生を貫くこと
(「それが難しい」という声も聞こえてきますが・・・・・。)
そして、次の段階は、
・穏やかな空気で部屋を満たし、受講生を包み込むこと
3D映画、匂いつき映画の先にある、直接体感させる講師
となりそうです。
まずは、
・ハイパワーのエネルギーで受講生を貫くこと
これか。
「神がかりのように音が降りてくるミュージシャン」のように、内からエ
ネルギーを出すだけでなく、外から取り入れていかないといけないですね。
以上、K(身体感覚)の人にも直接伝える方法を探しての、思索の旅でした。
さて、前回も問いかけましたが、
もう一つ、「Open-minded Life」とはどういうことだと思われますか?
あなたの体験を元に、この感覚を思い出してください。
では次回、お楽しみに。
『コンサルタント(Consultant for you)』
若狭 喜弘(Yoshi)
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