『原点』を見失った人へ
公開日:
:
最終更新日:2013/03/14
Open-minded Life lit
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The Open-minded Life little 2013.03.13
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『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
「よし」もしくは「わかさま」とお呼びください。
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「素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ」(略称:『原
点』を一緒に創るコーチ)としてお伝えしたいこと。
昨日、「目標や夢を持てない/持ったことがない」という人のことを書き
ました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「目標を決められない」から、その目標を達成できないのです。
なぜか?
●「夢や目標」を持ってもいいと、自分に許可を出せなくなった。
からです。
それはなぜかというと、
●語った「夢や目標」をつまらないと言われたり、できっこないと
言われた。
●「夢や目標」をつぶされた。
●「夢や目標」達成のためには、少し背伸びをするチャレンジをす
る必要があるので、計画をして、行動するが、一度は必ず失敗を
する。失敗した時に安心して帰れる場所がない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
世の中に、「ドリーム・キラー(夢を壊す人)」があちこちにいます。
「ドリーム・キラー」によって、
「素の自分をさらけ出せる場『原点』」
を見失うし、なくすし、場合によっては作ることができません。
とても悲しいことですが、それは身近な人が「ドリーム・キラー」である
ことがほとんどです。
でも、悪意があるときは少なくて、善意やしつけの意図で「ドリーム・キ
ラー」になっているのだろうと感じます。
1.「夢や目標」をつまらないと言ったり、できっこないと言う相手は、友
達だったり、父母・祖父母や親戚だったりします。
ほかの家族から信頼されているという確信があれば、兄弟には言われても、
対抗心からがんばっちゃうでしょうけれど。
2.「夢や目標」をつぶすのは、父母・祖父母が多いんじゃないでしょうか。
3.安心して帰れる場所がないというのは、家族がいる、返る家が安心の場
になっていないのですね。
もちろん、すべての人がそうだというのではありません。
求める愛情と与えられる愛情がぴったりマッチしていたら、こんなことは
起こりません。
いまさら
「『原点』を創りましょう」
などと言われなくても、しっかりと自分の帰れる『原点』を持っているの
です。
そして、「夢や目標」を持ち、それに向かって努力し、成果を得ているの
です。
でも、昨日も紹介した岡田 尊司さんによると、世の中の3分の2くらい
の人が安定した人だと書かれています。
残りの3分の1は、『原点』を持っていないのです。
血のつながりはあっても、顔だちは似通っていたとしても、同じような育
ちをしたとしても、好きと思ったり、嫌いと思ったり、心地よいと思ったり、
居心地悪いと思ったりする感性はバラバラです。人は皆違うのです。
このことをわかっている人は少ないですね。
「人は多様である」
という言葉を知っているし、使っている人はたくさんいますが、本当に理
解している人は少ないですね。
コーチやカウンセラーのような心理学を学んでいないと、本当の意味での
「多様性」を知りません。
「自分が理解する範囲で多様である」
これが多数の人の現状です。
小学校は中学校で集合の「輪っか」を思い出してください。
多くの人は、「小さい輪っかの内側」しか知りません。
本当の「多様性」は、大きな輪っかの内側と外側を合わせたすべてなんで
すが、そんなことを考えもしません。
だから、小さい輪っかの外側にいる子どもに、
・自分の輪っかの中に入るように促す。
・自分の輪っかの判断基準で決めつける。
・自分の輪っかの判断基準で愛する。
とするのです。
すると、その子どもは、
・小さな輪っかに合そうとする。
・小さな輪っかにいなかった自分がダメなんだと思う。
・自分の輪っかと、他人の輪っかのズレをずっと感じ続ける。
のです。
そりゃ、素の自分をさらけ出せる『原点』なんて持てないですよね。
周りが自分にダメというし、自分も自分にダメと言っている訳ですから。
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そうだ。このことも書いておきたかったんだ。
我が家の場合は、
・父がいないから
・しつけ
という意味で、
「厳しくしつけないといけない」
というのがあったように思います。
確かに、しつけは必要なんですけれどね。
叔母によると、「甘やかされていた」そうなのですが。
今の自分が思うに、「基準が違う」ように感じます。
子育てには、
・揃えるモノ
・与える愛情
・そのまま認める気持ち
・基準を伝える(判断基準や社会常識)
のすべてが必要です。
子育て中の人からは、「そんなこと言ってられない」と反論されそうです
が、すべてが必要です。
子育て中の人にも、これは必要ですよね。
この中で、なくても何とかなるのは、「揃えるモノ」ですね。
でも、人は子育てでは、「モノ」を揃えようとします。
他の項目は、形がなく、見たことも、学んだこともないので仕方がありま
せん。
(そのくせ、不安をあおるような情報は流れてきたりします)
ともかく、「しつけ」という名のもとで、私は「求める愛情」を得ること
ができませんでした。
それが、私の『原点』が欠けていたのではないかと考えています。
これは母に聞こうと思っていることなのですが、
父が亡くなったのは小学一年生。
ということは、それまでは父母、祖父母が揃っていて、弟が生まれる前後
ですから、愛情を一身に浴びていたはずです。
まさに「幼児決断」をする時期のお話です。
そのころ何かがあったのかなあ、と感じています。
そのころのまったく記憶がなくて、逆に何かあったような気がするのです。
おそらく、子どもの私にとっては大きなことで、周りの大人にとっては些
細なことだったのでしょうけれど。
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ともかく、『原点』を見失ってしまった例をお話しました。
つらいかもしれないけれど、それを思い出し、その意味を今の視点で理解
して語ることが、今、この年になってから『原点』を創り出すことに必要な
のです。
あなたは、どのような体験を思い出しましたか?
勇気が出たら、お聞かせくださいね。
なお、「ドリーム・キラー」と「成長のための障害」となることについて、
別の機会にお伝えします。
※参考図書
愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)
By 岡田 尊司
http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4334036430
若狭 喜弘(Yoshi)
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私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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