心を落ち着ける呼吸法

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　　The Open-minded Life little　2013.06.05
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　生きる『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘（Yoshi：わかさま）です。
　「よし」もしくは「わかさま」とお呼びください。

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　生きる『原点』を一緒に創るコーチの若狭　喜弘（Yoshi：わかさま）です。

　瞑想に入るときの呼吸法を書いた方がいいな、と感じたので、
　今回は、「心を落ち着ける呼吸法」。

（実は、毎回「 “心を落ち着ける呼吸法” の心だ！」と、小沢昭一さんの声
が聞こえているのです。）

　さあ、書きたかった余談を書いたので、本題に入りましょう。

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　瞑想は、あまりたいそうに考えないでください。

　　　　「心を落ち着ける法」

　と思っていただければ十分です。
　もう少し付け加えると、

　　　　「自分で心をコントロールするために、『原点』に戻って心を落ち
　　　　　着ける方法」

　自分で、好きなようにやればいいんです。
　こんなのって、人にコントロールされるのは、嫌ですよね。

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　瞑想は、こんなことに役立ちます。
　（個人的には、あんまり「目的」を考えたくないのですが。
　　あなたのガイドとしては、書かないとね、という気持ちで。）

　日常生活で、いろいろな考えがグチャグチャ出てきて、それをどう交通整
理しようかと日々悪戦苦闘されていませんか？
　もしくは、「自分の馴染みのあるものだけ」「自分の好みのものだけ」選
んでいませんか？
　それとも、「そんな考えは、すべてポイ」と、達観しているというよりも、
人生を捨てがちなもったいない生き方ではありませんか？

　瞑想って、そのような

　　　　「雑念から自由になる」

　ことなのです。

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　それで、呼吸法です。

　「呼吸」は、基本的な生命活動です。
　より良い呼吸は、全身に血液や酸素を運ぶ、身体に良い呼吸です。
　その上、「呼吸」を意識していると、ほかのことを意識できなくなります。
　つまり、「雑念」を考えている暇が無くなります。

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　呼吸法は、２つお伝えします。
　使いやすい方をお選び下さい。

①背骨にパイプを通す
　１．立ってください。目をつぶって、まずは普通に深呼吸をしてください。
　　　（慣れたら、座っていても、寝ていても構いません）

　２．少し心が落ち着いたら、イメージしてください。
　　　頭のてっぺんから、お尻の下まで、直径10cmのパイプがまっすぐに通っ
　　　ています。

　３．パイプの中には、身体の外と同じように、自然に気体、もしくは液体
　　　が入っています。

　４．呼吸のたびに、パイプの中の気体や液体も動きます。

　５．深呼吸をすると、パイプの中の気体や液体は、勢いよく出ていき、外
　　　から新しい気体や液体が入ってきます。

　６．人によっては、息を吐く時に気体や液体が出ていき、息を吸う時に外
　　　から入ってくるイメージを持つ人がいるかもしれません。
　　　また、別の人は、息を吐くときに、パイプの一端から気体や液体が出
　　　ていき、もう一端から外から入ってくる。そして、息を吸う時には、
　　　逆の流れをするようなイメージを持たれるいるかもしれません。

　７．パイプの内側にこべりついた汚れを洗い流すイメージもいいですね。

　８．じっくりと、味わってください。

　９．十分に満足したら、深呼吸をやめ、眼を開けてください。

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②酸素や冷えや熱を血管で運ぶ
　１．立っても、座っても、どちらでもいいです。まずは普通に深呼吸をし
　　　てください。

　２．少し心が落ち着いたら、イメージしてください。
　　　あなたは、酸素の粒や血液の流れを見ることができます。

　３．息を吸う時、身体の外にあった酸素が、鼻に入り、喉を通り、肺に到
　　　着します。

　４．肺に到着した酸素は、二酸化炭素と交代して身体の中に入っていきま
　　　す。

　５．そして、心臓にたどり着き、全身に送り出されていきます。

　６．息を吸う時に血液が心臓に戻り、息を吐く時に血液が送り出されます。

　７．送り出される血液には、酸素がたくさん溶け込み、身体の中心の熱で
　　　温まっています。

　８．戻ってくる血液には、二酸化炭素など汚れ物や身体の先端の冷えが溶
　　　け込んでいます。

　９．息を吐くたびに、身体にとって必要なものが送り出され、息を吸うた
　　　びに、不要になったものが戻って来ます。

　１０．きちんと呼吸をすると、身体の隅々に、必要なものを送り届けるこ
　　　とができます。

　１１．じっくりと味わってください。

　１２．十分に満足したら、深呼吸をやめ、眼を開けてください。

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　いかがでしたか？
　そんなに難しくはないですよね。

　この深呼吸をすると、
　身体と心が、とってもすっきりしていませんか？

　ところで、ここで質問です。

　　　　「深呼吸をしている間、雑念はありましたか？」

　どうでしょうか。

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　ここで、気づかれていることを整理しましょう。

　●「雑念」という、「良い考え」「悪い考え」といった区別は無い。
　●「雑念」とは、「ただの思考」だった。
　●「思考」は、どこかから突然現れ、あなたに影響を及ぼす。
　●「思考」は、どこかから突然現れ、影響を与えられない時には、いつの
　　間にか消えていく。
　●「思考」は、いつでも途切れることなく現れつるける。
　●「思考」は、一瞬かもしれないが、途切れることがある。
　●「思考」が途切れた時は、心が静かで豊かである。

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　大したことではありません。
　「それをどう活かすか？」という思考に走ってはいけません。

　でも、その状態になると、「自分自身に気づき」ます。
　「本当の」か「中心の」か、言葉をもてあそぶのはやめにしておきます。

　それは、「忘れていた、自分自身」です。

　もっと、「あなた自身」を体験してください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭　喜弘（Yoshi：わかさま）

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