Vol. 46 自由ってなんだろう?
公開日:
:
Open-minded Life
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The Open-minded Life【Vol. 46】 2011/11/13
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です。
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《自由ってなんだろう?》
今回は、この本の紹介から。
自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)
By 森 博嗣
http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4087205207
森博嗣さんの本は、以前も紹介しました。
創るセンス 工作の思考 (集英社新書 531C)
By 森 博嗣
http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4087205312
と一緒に2週間で書き上げられた本です。
余談でした。・・・・と、読者をちょっとした混乱に陥れるのが好きだな
あと思う、今日この頃。
さて、今回は『自由』です。
辞書的な意味はすでに本書で述べられているので、まず引用します。
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辞書を引いてみよう。この言葉の意味を知らない日本人はいないと思う。
英語では、free や fredom である。free は、「無料」の意もあって、つ
まりは(お金を払うなどの)「制限を受けないこと」を示す。日本語の
「自由」は、英語とは本来はニュアンスが違っていて、「自在」に近いよ
うにも思う。すなわち、「思うがまま」という意味だ。「剣豪が刀を自由
に使う」という風に思われる。
(中略)
もちろん「支配からの解放」であることにはまちがいない。ただし、多
くの人にとっては解放されること自体が、自由の価値になっている。解放
されたことで何ができるのか、といった「自由の活用」へは考えが及んで
いないように見える。
(上記書籍から引用)
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で、森博嗣さんは「自由」をどのように定義しているかというと、
『自由とは、自分の思ったとおりに行動できること』(森博嗣氏)
という「まえがき」から始まる本書は、本文でさまざまな体験がつづられ
ます。ぜひお読みください。
で終わってもいいのですが、これじゃ引用にもなっていないので、「自由」
について、一緒に考えていきましょう。しばらくお付き合いください。
「自由」について、Wikipedeiaを見ましたら、このような言葉も併記され
ていました。
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「自由」は古典中国語では「後漢書」、日本では「続日本紀」まで遡るこ
とができるが我儘放蕩(わがままほうとう)の意味であった。
福沢の西洋事情にはlibertyを邦訳することの困難さを述べており、自主・
自尊・自得・自若・自主宰・任意・寛容・従容などといった漢訳はあるが、
原語の意義を尽くさないとする。
(Wikipedia 「自由」より引用)
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ほかに、「自在」「天下御免」も紹介されています。
改めまして、
『あなたにとって、「自由」とは何ですか?』
『「支配からの解放」以外の、「自由」を体験していますか?』
まるで、
「白熊を考えないでください。ほら、あの、北極に住んでいる、全身
が真っ白の熊、それを考えないでください。」
と言っているようなものですが。
----------------------
ここまで書いて、私(Yoshi:よし)が言いたいことが見えたような気がし
ました。
私(Yoshi:よし)は、
「自由」「創造的」は、同じカテゴリーにあります。
森博嗣さんの言葉を借りると、「まったく理路整然としていない」そのこ
とが、「自由」であり、「創造的」です。
日常会話もそうですし、コーチングの2つの道の一方は、こちらに繋がっ
ています。
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書いたり、話したりしながら考えると、思考が論理的になる利点はある
けれど、逆にそれは、思考が一列になっただけで、明らかにパワーダウン
していることに注意したほうが良い。思考が、伝達手段に制約され、不自
由になっている証拠といえる。
(上記書籍より引用)
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こんな風に、コーチングで話すことで、「不自由になる」こともあるので
す。
それも時として大事なことだけれど、『パワーダウンしている』というこ
とは、知っておいたほうがいいでしょう。
つまり、「コーチ側の理解のしやすさ、管理のしやすさ」にも、繋がって
います。
コーチングのもうひとつの道は、「理路整然とした言葉を求めない」こと
です。
[補足]
「自由」がテーマの本稿ですので、「自由」にいきますが、
「コーチングへの挑戦状」のようなことになって、ドキドキしています。
わからない方はいないだろうと思いますが、
「コーチ自身が、クライアントが話していることを理解するため、目標の
コミットメントさせるため、目標を数値化させ、それを評価しやすくするた
めに、クライアントに『不自由』を強いていないか?」
を「挑戦状」と記しました。
話を元に戻して。
「パワーがある」ということは、「創造的」なんです。
とっ散らかっていても、関係性がまったく感じられなくても、結局はその
言葉を出した人が真ん中にいて、すべてが関係あるんです。
身体の中から出てくる言葉、感情は、様々なものがあります。
「出てきやすさ」という面からも、いろいろあります。
「出てきやすいもの」は、いいんです。黙っていても出てきますから。
「出てきにくいもの」は、「パワー」や「勢い」がないと、なかなか出て
きません。
それが、大切なものです。
食事時に、「好きなものから食べる」「好きなものは後に残す」という2
通りの人がいます。
その類推から、「最初に大事なことを話す人もいる」との視点もあるでしょ
う。
でもね、
本当に大切にしているものは、無意識の領域にあって、言語化されていま
せん。
この、「本当に大切にしているもの」は、
・「当然」と思っていること
・常識
・思い込み
・ビリーフ
・幼児決断
・「本当に大事にしているもの」に関わるストーリー(過去の体験
や未来への期待)
「もの」と書きながら、「物」じゃないですね。
それでです。
これらのものを心の地表に出してやるには、身体の外に言葉として出して
やるには、『パワー』が必要です。
後からいつでも、論理的な整合性をつけることができます。
それよりも、その『種』『核』といった部分を外に出すことがとても、大
切です。
それができる自分自身は、「自由」だと思いませんか?
『あなたにとって、「自由」とは何ですか?』
こっそりとで結構です。あなたの「自由」を教えてください。
さて、前回も問いかけましたが、
もう一つ、「Open-minded Life」とはどういうことだと思われますか?
あなたの体験を元に、この感覚を思い出してください。
では次回、お楽しみに。
『コンサルタント(Consultant for you)』
若狭 喜弘(Yoshi)
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