自分を学びで広げる
公開日:
:
Open-minded Life lit
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The Open-minded Life little 2012.11.11
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コンサルタント(Consultant for you)の若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
「よし」もしくは「わかさま」とお呼びください。
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人から
「絶対にこれがいいって。これにしなよ。」
って勧められることがありますね。
そういう時は、たいがい「そんなに言うほどのモノか?」と思ってしまう
ものです。
価値観ってそういうもので、当事者でなくて周りから見ていると、どちら
が正しいという訳ではないのだけれど、当人同士にとってはそれぞれの主張
で「自分こそ正しい」と言ってしまうんですよね。
価値観というのは、当人にとってはとても大切なもので、ほかの人がそう
いう選択をしていないのを「信じられない」と思っているものです。
他人は、同じように思う人もいれば、思わない人もいます。
それで、当人はすべてのことに、無意識にその価値観を当てはめて判断し
ようとします。
価値観、主義、主張、ビリーフ、信念、世界観、文化、生き方、ポリシー、
理念、信条、意思、習慣、正義、正しい、当然、普通、興味、関心、目的意
識など、すべてそうです。
「価値観」「価値」と言っているものは、すべてそういうものです。
他人に強制しようとします。
普段はそういう言動を見せなくても、例えば緊急事態には「当然~~すべ
き」という言葉になって出てきます。
違う考え方の人にとっては、いくら親切心から出た言葉であっても迷惑以
外のものではありません。
どちらかが引くまで、対立することになります。
ですので、
人生を豊かにするためには、こういった価値観と上手に付き合うことが必
要です。
というのも、一種の価値観な訳ですが。
「価値観と上手に付き合う」といった時には、「まず知ること」そして
「遠く離した方がいい」とは思います。
ですが、
・捨て去ることはできません。
・脇に置いても、すぐに元のように装備してしまいます。
第一、「自分の意志で変えよう」というのも、価値観です。
実は、「良い価値観」「悪い価値観」というものはなく、
『今の自分に役立つ価値観』
『今の自分に役立たない価値観』
があるだけです。
ですので、
「自分には、こんな価値観がある」
「自分が持っている価値観はわからないが、いつもこんな行動をして
しまう」
を知っていることしかできません。
小さな一歩ですが、あなたの人生にとっては大きな一歩です。
そして、ときにはそれを少し緩めてやることが、人生をより豊かにする方
法の一つです。
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何故こんなことを今考えるようになったかというと、
「人は何を学ぼうとするのだろうか?」
と思ったのがきっかけでした。
いえね。引く手あまたのある人気講師の方がブログに書かれていたのです。
「もう、このところアウトプットしすぎて、中身がもうすっからか
ん。インプットしなきゃ」
こんな時に、何をインプットするのかな、と思ったのでした。
その人の結果は読んでいないのでわかりませんが、人の心理を読み解くと、
こんな選択をしそうです。
●今とは正反対のこと。今持っていないもの。
●違うようでいて、同じ価値観のもの。
もう少し詳しく見ていきましょう。
●今とは正反対のこと。今持っていないもの。
人は、「欠けているもの」はよくわかります。
「欠けているもの」とは、あるはずのものが “ない” 状態です。
あるかどうかわからないものには、関心を持ちません。
関心がないものは目にも入りません。
つまり、人材育成や対人援助を考える人にとって、
・コーチング
・カウンセリング
・NLP
・交流分析
・産業カウンセラー
・中小企業診断士
・マーケティング
・セールス など
は、「欠けているもの」として認識しやすいのです。
余談ですが、資格とセットになっていれば、「学びたい欲」が加速します。
●違うようでいて、同じ価値観のもの。
上の項の例では、こんな時に、「10トントラックの運転免許」には目が行
きません。
「欠けている」けれども、ブランコの左右のように、結局同じ価値観上の、
今いる位置の反対側を見ているだけなのですね。
興味・関心があるというのも、正反対のようでいて、同じ価値観の中の話
だから、という訳です。
人の心理を学んできた私たちでさえ、結局は同じ価値観から出ることはで
きません。
学んでいない人だったら、
・同じことを学び続ける。(学ぶこと自体、学ぶ仲間と過ごす時間が
目的になる)
・眼前の課題を解決する方法を学ぶ。(ノウハウしか記憶に残らない)
・誘われて、断れなかったら出かける。(学びの時間後の飲食が最大
の関心事)
前職の環境コンサルタント時代、バブルの尻尾くらいの時期でした。
会社に案内され参加したセミナーや勉強会は、こんな微妙なものばかりだっ
たように記憶しています。
本でも「積読」をしがちな私なので、いわば「自分の実力の不足感をたっ
ぷり持っている “参加証コレクター” 」だったかも。
となると、本当のパズルの空きスペースを埋めることはできませんし、そ
もそもそんな意識や視点はありません。
結論です。意味がある学びをして、その学びの点をつなげて面に、さらに
立体にするには、「目的意識」という名の「価値観」が必要なようです。
やはり、しっかり学ぶには、「目的意識」が必要です。
でもここまで来たら、たまには日常の価値観と違うものを学んでみるのも
いいかもしれませんね。たまにはね。
お子さんがいらっしゃったら、違う家庭との出会いという意味で、日々違
う文化と異種格闘技するようなものかもしれませんが。
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今回の話のきっかけとなった「すっからかんになった人」はどうしたらい
いのでしょうか?
そんな人は学び方を知っていますので、「学ぶ場」を間違うことはほぼな
いでしょう。
たとえ想定外であったとしても、「学ぶ場」のテーマは違っても、「学ぶ
こと」「吸収すること」は同じかもしれません。
そう、「講師そのものから学ぶ」です。
ということは、「その時にご縁があったもの」「直感で欲しいと思ったも
の」を選べばいいという訳ですね。
これだと、「自分の価値観と、微妙に同じで微妙に違う」選択ができそう
です。
そして幅が広がっていくわけです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回のお話は、いろいろなレベルの方に向けたものになってしまいました。
●まず普段のすべての行動や思考は、意識していること、意識してい
ないことも含めて「価値観」によって動かされている。
●人間はそういう動物であること、自分はどんな価値観で動いている
かを知ることが大事。
●たまには自分の価値観をほんの少し緩めてやること。
●学ぶ時には、「目的意識」という「価値観」を持つこと。
●たまには、今の自分の「価値観」から外れたことに取り組んでみる。
●学ぶことに慣れた人は、「ご縁」や「直感」に従ってみる。
今回はこのような話をつらつらと書いてきました。
気づかれたかもしれませんが、「いろいろな人の価値観同士の出会いと別
れ」を眺めるのも、面白いものですよ。
人の小ささ、人の素敵さ、魅力など、いろいろ感じられます。
若狭 喜弘(Yoshi:わかさま)
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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