「<青春>のふんづまり」
公開日:
:
最終更新日:2017/03/09
et cetera
> 若い、というだけでもつらいことなのに、体当たりをくわしたりヘタリ込んだりする街の通りがないというのは気の毒としか……
> 中島らも
(折々のことば 選・鷲田清一)
らもさんは、路上で座り込むヤンキーの「野良犬の目線」を気に入っていたという。
お金はあんまりないけど
時間だけは山ほどあって、
刹那的なやりたいことはあっても、本当にやりたいことはわからないし、
先生や親の接し方は何やら面倒くさそう。
学校であいつらと顔を合わせて話をするのはいいんだけれど、
学校とか勉強とかって、意味わからない。
あいつらは、
同じように思って生きているようで
いつもいるし、
近い人間のようでしゃべっていて悪い気はしない。
あれが気が合っているってことなんかなあ。
~~~~~~~~~
人が多く住んでいる通りがいいのかなあ。
らもさんがこの言葉を書いたときにはなかったが、
今ではどこに行っても24時間営業のコンビニがある。
ヤンキーに救いはどこにある?
どうもできないか。
救ってほしいと思っているわけじゃないだろうし、
自分で見つけるしかないことだし。
でもそれは、鷲田さんのコメントにあった「<青春>のふんづまり」。
誰もが通り抜けてくること。
「悩めよ」
としか言えない。
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