ビリーフの肯定的意図、できごとの肯定的意図
公開日:
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Open-minded Life lit
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The Open-minded Life little 2011.06.19
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『新しい酒は、新しい皮袋に』
「あなたのセルフ・コーチング」をより効果的になるようサポートする
「あなたのセカンド・コーチ」の 若狭 喜弘「Yoshi(よし)」です。
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昨日、「悟りの気づき」があった人のブログを読んでいて気づいたことが
ありました。
「ビリーフの肯定的意図」を探るのはいいけれど、
「できごとの肯定的意図」を探るのは意味がないなあ。
というお話です。
NLPは、「自覚しているビリーフ」「見えないビリーフ」を認識し、 “今の
私” に応じたものに書き換えていきましょう、というスキルです。
「ビリーフ」は、「思い込み」「自動反応のプログラム」などと訳されま
す。
そこで大切なのは、「ビリーフの肯定的意図」です。
あなた自身を大切に守るために、思考しないでも即行動できるよう、自動
的に反応するようになっているのですが、それには理由があるのです。
きっかけがあったはずです。
「あなたを守るため」
それが、「ビリーフの肯定的意図」です。
「ビリーフの肯定的意図」を知れば、「今必要なものであるか?」を知る
ことができます。
ですから、「ビリーフの肯定的意図」を探るのです。
[その方法は?]
いろいろな本に書かれています。
知識と実践が違うというのもありますし、
ご自身で取り組まれるのも結構ですが、「自分を変えよう」とすると、防
御のブロックが現れます。
本を読まれて、その通りにやっても「うまくいかない」となりがちです。
ですから、NLPのセミナーに参加したり、NLPのガイドができる方と一緒に
取り組んでください。
途中であきらめなければ、結局は同じところにたどり着きますし、いろい
ろな手段で学ぶことも必要、複数の方法で理解に務めることで理解が深まり
ますので、無駄なことは何もないのは事実ですが。
話を戻して。
一方、「できごとの肯定的意図」を探ることもあります。
・なぜこのような状況になったのだろう?
・ここから何を学ぶのだろう?
・これによって得られたことは?
「ビリーフの肯定的意図」のことを知った人が、同様に自分に問いかけま
す。
コーチの質問にも時に含まれます。
このような「問い」をして、どのような「答え」を得ますか?
そのとき、「思考」が働いていますか?「感情」が働いていますか?
ポジティブ・シンキングとは、このようなことでしょうか?
しばらく前、
「バイロン・ケイティ著
『ザ・ワーク 人生を変える4つの質問』
http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4478003777 」
から、
『自分の領域、あなたの領域、神の領域
http://ameblo.jp/inner-nature/entry-10904864784.html』
という記事を書きました。
「できごとの肯定的意図」とは、「自分の領域」でもなく「あなたの領域」
でもなく、「神の領域」の話ではないか、と思うのです。
どのように解釈しようと、事実として起こったことは起こったこと。その
できごとは、コチラの都合などお構い無しに起こります。
災害も、ほんのちょっとしたことの違いで被害を受けたり受けなかったり。
ほんのちょっとした違いは何の影響もなく、大きな被害を受けたり。
東日本大震災の被災者やアメリカであった竜巻被災者のコメントでそんな
ことを感じました。
その「できごとの肯定的意図」を探ることに意味はあるのでしょうか?
「ついてる!」「感謝」「ラッキー」と感じることは、自分の人生に対し
ての肯定感を高めますから、リスクはなくて得ばかりという「おまじない」
のようなものなので、遠慮なく実行してください。
ただし、「その理由」を考えないこと。
でも、「神の領域」のことはどうもすることができません。
・受け入れる。
・予知の努力をする。
・避けられることは避ける。
・でも、結果として受け入れる。
ことしかないのです。
災害を例にしましたが、「気持ちいい!」も同じです。
・お風呂に入って「気持ちいい!」と感じること
・登山して山頂からの景色を「美しい!」と感じること
・素材を活かした料理を食べて「おいしい!」と感じること
そのことに意味はありません。
意味を探り出したとたんに、「今ここ」から別の場所に行ってしまいます。
気の済むまで、全身で五感を使って、体感してください。
「気持ちいい」ことに刺激を受けて発想が出続けるのは、「肯定的意図」
を探るものではないですし、それは「思考」ではありませんから、出るに任
せてください。
「感情の蓋が開いた」のですね。つまり、「無意識領域からあふれ出して
きている」のです。
改めて。
「できごと」は、「起こったできごと」でしかありません。
豊かに人生を生きるには、「今ここ」に生きることです。
「ビリーフの肯定的意図」を探るのはいいけれど、
「できごとの肯定的意図」を探るのは意味がないなあ。
こんなことに気づいた瞬間でした。
若狭 喜弘(Yoshi)
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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