悟りの対極、好き・嫌いと判断すること、言葉のラベルをつけること
公開日:
:
Open-minded Life lit
■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・
The Open-minded Life little 2012.10.31
・・‥‥………━━━━━■・・‥‥………━━━━━■
コンサルタント(Consultant for you)の若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
「よし」もしくは「わかさま」とお呼びください。
---------------------------------
《PR》気になったら、すぐにお問合せ(090-6660-6532)
★新Webサイトをオープンしました。
http://core-infinity.sakura.ne.jp/
★『日々の目標実現ミーティング』『リフレクション・ミーティング』
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=75
★パソコンの【月極めサポート】
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?p=35
---------------------------------
(「悟り」について、全3回の第2回目です。
第1回は、 https://oml.core-infinity.jp/?p=1245 を参照)
本当は、昨日は今回のことを書きたかったのです。
そういうこともあるやな。
リラックスしてお風呂に入っている時には、論理的な考えではなく、ただ
アイディアが現れてきます。
そして消えていきます。
あなたは、アイディアが消えたその瞬間の世界を味わっていますか?
「ん?なんだ?」
かもしれません。
それが、悟りの瞬間です。
「悟り」を、「いいもの」と思っていたり、
「究極の到達点」と思っていたり、
「幸せに生きる条件」と思っていらっしゃるかもしれません。
でも少なくとも「悟り」は、「価値判断から最も遠いところ」にあります。
この表現も正しくはないのだけれど、最初の段階を説明するのに使いやす
いので・・・。
「価値判断」は、このようなことを示します。
①「好き/嫌い」「正しい/間違っている」と判断すること。
②言葉で表すこと。
①はともかく、②には反論を思いつく方が多くいらっしゃるでしょう。
結論を言います。
どちらも「ラベル付け」です。
自分自身の価値観で、ラベルを付けているのです。
それは、まさに「価値判断」です。
「価値判断を脇に置くことから幸せが始まる」
これは真実でしょう。
もっとも、この言い方だけだと、「幸せ」というラベル付け、「幸せ」と
いう言葉が表すものが、「価値判断」されて、ぞろぞろと付いてきますが。
先ほどは、
「価値判断から最も遠いところにある」
と記しました。
ここだけ読んで、「悟り」=「幸せ」かと思われると、困ります。
別の種類の話です。
それが、「悟り」についての誤解を生んでいます。
多くの人はそれを「悟り」と気づいていないし、それを「幸せ」と思うか
どうかもまた人それぞれです。
少し戻って、
わかりきったことですが、このような価値判断が「なぜ悟りから遠いか?」
①「好き/嫌い」「正しい/間違っている」と判断すること。
「悟り」とは超越することです。
飛び超えるというのではなく、
「好き/嫌い」「正しい/間違っている」のどちらもあることを認め、
どちらかを選ぶのではなく、「選ばない」という選択肢を選ぶことでもあ
りません。
「幸せ」という意味で言えば、「好き」「正しい」で周りを固めた生活と
いうのも、「幸せ」かもしれません。
「嫌い」という対立の考え方のない「好き」で、この世界の人やモノや出
来事のすべてを眺められるのも「幸せ」かもしれません。
でも、「その状態を目標として、達成しよう」
というのも、価値判断です。
ちょっと余談でした。
②言葉で表すこと。
「悟り」とは、すべてを受け入れることです。
「受け入れよう」と決めて受け入れるのではなく、
「あるがまま」「なしがまま」、
無関心ではなく、
そこにあることをそこにあることとして認めるということです。
量子物理学の思考実験「シュレーディンガーの猫」を例にされることが多
くありますね。
何らかの毒が出る仕掛けのある箱の中に猫がいる。
箱のふたを開けるまでは、猫が生きているか、死んでいるかわからない。
箱のふたを開けることによって、どちらかわかる。
というものです。
「箱のふたを開ける」が、「言葉で表すこと」です。
「名前を付ける」といってもいいですね。
別の例でお伝えしましょう。
実際の体験です。
夏の暑い日。(季節はずれなので実感が薄いかもしれませんが、頑張って
想像してください。)
自然と汗が噴き出してきます。
額からもすごい汗で、タオルで拭うとぐっしょりとなりました。
そんなことを繰り返していた後、
ある瞬間、ほほに何かの感触を感じました。
ほほにあったものは何でしょうか?
これが、「言葉で表すこと」です。
答えは?
そうですね。答えを書きますね。
汗だと思ってほほをぬぐったら、小さい虫がつぶれていて、真っ赤な血が
手につきました。
ほほに触れる感覚は、蚊だったのです。
心境からすると、知らなかったらよかった事実かもしれません。
真っ暗闇で寝ている時には、どちらであってもいいことです。
でも、今回のほほに触れる感覚は、「目で見て言葉にして」 “蚊” として、
やっとあなたに伝えることができました。
「言葉で表す」とは、「一つの答えを与えること」。
つまり、ラベル付けです。
もっとも、人は、ラベルをつけ、人と情報を交換し、正しい選択を探して
進化してきたとも言えます。
「進化」って、生物としての進化じゃないですね。
「人の社会の情報の進化、進展」としておきましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ラベル付けすることが、悟りの対極である」
ということなのですが、
「なぜ悟りから遠いか?」について書こうとして、行き詰ってしまいまい
た。
「悟りと幸せは違う」
という説明ではありましたが。
やはり、「悟りとは?」を書かないとダメですね。
実は、本稿の最初に書いた、
『あなたは、アイディアが消えたその瞬間の世界を味わっていますか?』
これがそのものです。
次回は、その話をお伝えします。
若狭 喜弘(Yoshi:わかさま)
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
■━━……‥・■━━……‥・
メール通信をお届けしています。登録はコチラよりどうぞ。
→ https://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P69060698
11月期、12月期 のコンサルティング(全1回~)、体験セッション、無料オリエンテーションを希望される方も上記よりどうぞ。
関連記事
-
「僕って、不器用だから」
■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・ The Open-minded Life
-
「計画通り」を手放すトレーニング期間です
Mercury, Venus, Jupiter & Mars / astro_mike[/capt
-
リフレクションして緩める
WAKASA Yoshihiro[/caption] ■━━━━━………‥‥・・■━━━━━
-
相手に伝わる言葉の使い方とは?(自己認識にはSF、ではコミュニケーションには・・・)
■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・ The Open-minded Life
-
塩入ドリンク・ビネガー
■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・ The Open-minded Life
-
無意識からの言葉たち2.11-3.31
■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・ The Open-minded Life
-
相手がいい人だと、こちらが悪いとなっちゃう
■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・ The Open-minded Life
-
自律神経からのメッセージを気づいていますか?
■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・ The Open-minded Life
PREV :
アイディアとなすがままにただ戯れる
NEXT :
何もなかった、一番最初の状態になること