子供のような探求心を持って、自然に生きる
公開日:
:
最終更新日:2016/11/28
et cetera
> いやーこれは綺麗(きれい)な解き方ですね、誰ですかこれを解いたのは
> 高校の数学の先生
(折々のことば 選・鷲田清一)
鷲田さんのコメントも是非。
「自由」って、
小難しい言葉を重ねなくても、こういうこと。
ただ、これを説明するのは難しい。
で、それを理想像(目標)としてもいいけれど、
どんなありかた(気持ち、感情、考え方)で、
どんな行動をすればいいか(振る舞いや言葉)、
答えはない。
人はそれこそ知りたいと思うのだが、
残念ながら、
ほかの人の成功例をまねしても成功しない。
自分、相手、その瞬間
3つがすべて揃わないとうまくいかない。
だから、日々試行錯誤するしかない。
もっと言うと、
相手に合わせて振る舞いを演じる必要はないし、
そんなことできるはずもない。
この数学の先生のように、
子供のような探求心を持って、自然に生きるしかない。
やろうと思ってできることではないでしょ?
だから、「子供のような探求心を持って、自然に生きるしかない。」のです。
もちろん、「普段の厳格さ」が同時に必要です。
生き方の見本を見せ、
しちゃいけないことを必死になって伝え、
やってほしいことを伝える。
厳しくとも、きちんとしたフィードバックが必要です。
ただし、「普段の厳格さ」といっても、
他人のすべてをがんじがらめに、
行動や考え方を制限するものではなく、
せいぜい2つか3つのルールがあるのみがよい。
自分の価値観や思い込みで評価・判断するようでは、
「子供のような探求心を持って、自然に生きる」
とは言いません。
いろいろ手放さないとね。
その上の話です。
関連記事
-
-
「あ、私は生きてていいんだ」
自分に自信のない人へ。自信がないのは、自分に能力や実績がないからではない。どんなに結果を出している人
-
-
嵐のような人は神さまです
[Core Infinity Views に書いた記事をこちらに転載します。 神さまって
-
-
共有しえないということの重さを共有していく
> なぐさめるのでも、抱きかかえるのでもなく、互いに共有しえない闇の、その共有しえないということの重
-
-
最近開いている3冊の本
最近、平行して読んでいる本、3冊を紹介します。 TA TODAY―最新・交流分析入門
-
-
[Webサイト]日本笑いヨガ協会
このようなサイトがありました。 『日本笑いヨガ協会 http://waraiyoga
-
-
目標とか「問い」とか、求めてもいいけれど
"Daphne Pursued by Apollo" - Guillaume I Coustou
-
-
怒りのエネルギーを分散しない
> 怒りを分散させちゃいけないよ。 > 萩原健太 (選・鷲田清一) 萩原さんの言葉も、鷲
PREV :
「いちばん美しくなるのは、衰えを感じ始めてから」
NEXT :
「私には言うべきことが何もない」・・・・か?