想像がつく人生、想像がつかない人生
公開日:
:
最終更新日:2017/03/28
et cetera-前者・後者
「平均」なんてないんだよね。
http://ameblo.jp/mukae-443/entry-12249968278.html
「前者・後者論」のお話。
この記事の、
「前者の平均像はあるが、後者の平均像はない」を読んでわかったことがある。
~~~~~~~~~
「世の中はすべてフラクタルで、相似形だ」
に了承半分、否定半分だった。
(100%受け入れがたいというか・・・)
「前者」は、「平均像」で語れるので、「すべてが相似形(フラクタル)」といっても間違いじゃない。
過去の実績から将来を予測することが比較的簡単だし、かなり正確。
けれど「後者」は、「平均像」というものがない。
長期スパンの極めて大多数の例を解析したら、「平均像」を計算して出せるかもしれないけれど、
個人の短時間の「後者」は、別の法則で動いている。
まさに物理の世界で、統一理論をつくろうとしてもなかなか統合できないように、
「(距離や時間の)スケール」によって、別の法則が必要。
「後者」の天才性、Max能力発揮時とそうでない時があるので、
短期間、少数の例から未来を予測すると、とんでもなく誤差が大きくなる。
~~~~~~~~~
僕が「個別性」をとても大事にしていること、
「自分が想像できないレベルの予想外の人」
を理解するのをあきらめつつ、
それでもそんな人を受け入れようとしていること、
そのような人に適した人がいて、そういう人に任せるしかないと思っていること。
これらは、この話から納得できた。
「平均値」と「それからの予測」は、
リアルタイムのライブの世界では、実質的に不可能。
だからって、僕のことを「理解不能」という顔で見られるのは嫌なのだが。
関連記事
-
-
Vol. 93 [「前者・後者」は、本当は出発点だけど、壁だとしたらひとまずゴールかも]
Blog [Core Infinity Views]に書いた記事をこちらにも再掲します。
-
-
とにかくその重い荷物を降ろしてみなさい
> 重い人が悟ったときには、ものすごく軽くなる。 > 高橋睦郎 (折々のことば 選・鷲田清一)
-
-
「後者」からは「前者」はこう見えているよ・・・というお話し
最近話題の「前者・後者」論。 事実を整理しつつ、視点を追加したい。 僕は、「後者」です
-
-
金原ひとみさんの連載小説「クラウドガール」で、「前者・後者」の特徴を知る
金原ひとみさんの連載小説「クラウドガール」http://www.asahi.com/culture/
-
-
「後者」になった原因ではないけれど、かなり奥深い原因だったという話
「前者・後者」で僕が思っていることを、数記事を書きました。 ~~~~~~~ そもそもは、この水野
-
-
上野樹里さん、能年玲奈さん ともに「後者」。
自分の才能を信じて、 自分の才能を使って、 あきれるほどの成果を出してほしいから、 ここに書き
-
-
非常事態時の「前者・後者」の役割は?
熊本地震が発生以来、ずっと考えていることがあります。 「災害発生時に、『前者・後者』は
-
-
「前者・後者論」の全体像
「前者・後者論」の話です。 いろいろ探求されていて、まとめられつつあります。 以下、紹介。
-
-
タイプ分けされたくない方はスルーしてください
「前者・後者」を望んでもいないのに決めつけられて傷ついた人のお話しを聴きました。 受け入れられ
-
-
後者は「物わかりが悪い奴」ではありません
ある「後者」の一片の思考パターンのお話。 僕は・・・・もう、「僕は」とバラした上で書きます。
PREV :
「世の中を変えるのは後者」
NEXT :
自分が持っている才能をどのように生かすか