自分の領域、あなたの領域、神の領域

公開日： 2011/05/27 : Open-minded Life

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　　The Open-minded Life little　2011.05.27
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　『新しい酒は、新しい皮袋に』
　「あなたのセルフ・コーチング」をより効果的になるようサポートする
「あなたのセカンド・コーチ」の若狭喜弘「Yoshi（よし）」です。
　繰り返しお伝えしていますが、今回も「ザ・ワーク　人生を変える４つの
質問」より。
　　　「バイロン・ケイティ著
　　　　『ザ・ワーク　人生を変える4つの質問』
　　　　http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4478003777 」
　読んで、実際にワークに取り組んでいただくのが最善のことです。
　その上で。
　本書のキーポイントは、
　　　●４つの質問と言葉の置き換えを通じて、自分が作ったストーリーに
　　　　気づき、自分がもっとも選びたいものを知る。
　　　●自分の領域、あなたの領域、神の領域に気づき、「自分の領域」に
　　　　留まる。
　ことです。
　１つ目については、何度も触れてきましたので、今度こそ本書をお読みく
ださい。
　私も、図書館の本は次の読者が予約されましたのできちんと返却し、自分
用に購入しました。
　（これだけ引用させていただいていますので、代金をお支払いする必要が
　　あると自覚しました）
　２つ目についてです。
　これはよく言われる言葉がありますので、ご存知の方は多いでしょう。
　　　「過去と他人は変えられない。」
　丁寧に見ていくと、厳密にはそうではありませんが、
　「過去の事実」「他人そのもの」とすれば正しいので、ここからスタート
します。
　「自分の領域」、「あなたの領域」、「神の領域」とは、説明するまでも
ありませんが、
　　　「自分の領域」　： “私” の領域。私が考えること、感じること、行
　　　　　　　　　　　　動すること、その結果受取るもの。
　　　「あなたの領域」： “相手” の領域。相手が考え、感じ、行動し、そ
　　　　　　　　　　　　の結果受取るもの。
　　　「神の領域」　　：自然そのものやそれによる影響の与え方、生き物
　　　　　　　　　　　　としての摂理（生老病死など）。
　お読みいただいて、どのようにお感じでしょうか？
　東洋／西洋の文化圏、家庭や地域の文化、時代背景、これまでの生き方に
よって、それぞれの領域の範囲と境界となる壁の高さは違ってくると思いま
すが、おおよそ自分自身のことはイメージできますね。
　（ここまで書いて、その人が持っている文化背景によって、かなり違うだ
　　ろう事に気づいて、愕然としました。でもその差異は脇に置いて・・・。）
　そう。
　自分（＝”私”）がすべてをコントロールできるのは、「自分の領域」だけ
ですね。
　自分（＝”私”）の外の領域に入り込み、思い通りに動かそうとするから、
トラブルが発生し、ストレスが生まれます。
　自分（＝”私”）ができることは、出来事としての事実を知り、それについ
て感じ、自分自身についてストーリーを作ることだけです。
　このようなことは、先刻ご存知です。
　でも、忘れちゃうのですね。
　感情的になって、ストーリーを事実のように感じてしまう、そのようなと
きには、「４つの質問＋言葉の置き換え」をしてください。
　単純なことです。
　しばらくの間、自分の感情を外に出し、眺めてください。
　「ワーク」をすれば、比較的容易にできます。
　どうぞ。
［余談］
　かつてのコーチング勉強会にて、
　　　コーチングの目標設定には、「主体性」「具体性」が必要
　とお伝えしました。
　その後の練習の場にて、
　最初は「自分の話」なのですが、続けて話を聞いていると「部下や子ども
がしっかりやってくれれば・・・・」と他人の話にすり替わっていきました。
　「自分の領域」に踏みとどまり続けるのは、実は思っているより難しいこ
とです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭喜弘（Yoshi）
※『がんばろう日本三方よしプログラム（ http://p.tl/8J5q ）』
　私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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