新聞コラムより「障害重き子よ。ともに歩まん、険しき道を」
公開日:
:
最終更新日:2016/06/16
et cetera
「障害重き子よ。ともに歩まん、険しき道を」
(一語一会)作家・椙山女学園大学教授、堀田あけみさん 名古屋大学の恩師からの言葉 より引用
もともと、
障害とは「社会を生きる上で困難なことで、誰にでもある」(上記より引用)
という意味あいだそうで。
~~~~~~~
言葉通りに、
「障害多き子とともに歩む」人へ。
ロボット教室の生徒さんの中にも障碍をお持ちの人がいるし、
前の結婚相手の兄弟の方が障碍をお持ちでした。
でも、障碍を持っている本人の感覚がわからないのと同じく、
障碍を持っている人の家族の方の
その感覚が完全にはわからないのは申し訳ない。
想像しても本当の意味で共感ではない。
でも、僕が力になれることがあれば、伝えてほしいなあ、と思う。
何度も書くが、
その当事者の感覚は申し訳ないがわからない。
表面的にわかったふりをすることがお互いのためと思えない。
だから、正直にわからないことをわからないと言う。
立場をなり替わることもできない。
申し訳ない。
「気持ちを変えたいとき」
「(腹が立つことがあるかもしないけれど)
違う視点を知りたいとき」
そんなときには力になれる。
どれだけ期待されたとしても、
自分じゃない者にはなれない。
どのように言葉を使っても、申し訳ないのは変わらない。
心は寄せているんだ。
それを受取るかどうかは、僕の領域の話でもない。
障碍を持って生まれた子は、
神さまから
「あなたは、もう愛情をいっぱいもらうだけで十分歩んできたんだからね。
このお母さん、お父さんの間に生まれて
愛情をいっぱいもらってきなさい」
と送り出されてきた、
と聞いたことがある。
「険しい道」
かもしれないけれど。
関連記事
-
-
あなたの内なる自然度は?
「あなたの内なる自然」でWeb検索しましたら、このようなサイトがありました。 『サル度 診断
-
-
自分の悩みで頭がグルグルになったら
ある人にコメントを書きました。 ほかの人にも役立つのではないか、 と思って、再録します。
-
-
「もうちょっと普通」
> 「もうちょっと普通にしていれば」とテレビの人が言っていたが、その「もうちょっと普通」が出来なかっ
-
-
役の大きい・小さいはないけれど、人は大きく
> 「大きい役、小さい役はないが、大きな役者、小さな役者はあります。大きな役者になってください」
-
-
「今私は幸せだ」 と気づく
> なくすのが悲しくなるほど大切なものがあるゆうことをしあわせ言うんだって。 > すみれ (折
-
-
にしゃんたさんのお母さん、お父さんの言葉から多文化共生の話まで
(一語一会)羽衣国際大学教授・タレント にしゃんたさん 母からの言葉http://digital.a
-
-
蜷川幸雄さんに降りてきたメッセージ
大竹しのぶさんのこのような記事がありました。 (大竹しのぶ まあいいか:122)涙が、止まらな
-
-
「演奏家」であること
> 私は優等生的なコメンテーターであるよりは、不器用な演奏家でありたいと強く願っている。 > 福嶋
-
-
恩というものは・・・
> よくおぼえておきなさい。恩というものは他人に着せるものではない。自分が着るものだということを、な
PREV :
わたしはこの会話に何を求めているの?
NEXT :
僕と関わると、悪いようにはならない