何を得るためにこれを続けてきたのだろう?
公開日:
:
最終更新日:2016/12/16
et cetera
> 私はどうして、杏のことを好きでいたいんだろう。
クラウドガール:98 金原ひとみ
(杏:あん。こう考えた女性の妹の名)
心理学の言葉を使って分析しても仕方ないので、・・・。
小説の話の流れは、工夫して連載紙をお読みください。
こういった、どちらが始めたかわからない関係ってある。
続けるのは苦痛。
切るのは痛み。
大切なのは、関係を続けることや切ることが
この問いのテーマなのではなくて、
・なぜこれがはじまったのか。
・何が得られたから続けてきたのか。
・次に何を選ぶのが双方の幸せにつながると感じられるのか。
(損得などで思考判断するのではない。感じるのだ)
・自分一人で立つために、覚悟しなきゃならない痛みは何か。
小説は金原ひとみさんの筆で進んでいく。
読者の僕たちも、そのような抱えていることを見直すのもいい。
関連記事
-
-
Vol. 93 [「前者・後者」は、本当は出発点だけど、壁だとしたらひとまずゴールかも]
Blog [Core Infinity Views]に書いた記事をこちらにも再掲します。
-
-
言葉でない、意思を伝えあう能力を開花させよう
Concert for Lost Voices 009 / jvh33[/caption]
-
-
「なんかもう 全てヨシなんだ」
「なんかもう 全てヨシなんだ」 「ヨシ」毎日かあさん より引用 (おそらく、記事の公開は終了して
-
-
「体験する時間」が文章になるまで
体験する時間 身体で受け止める時間 エッセンスに気づくまでの時間 文章にする時間 メール通信、Ame
-
-
「共感」してても、「共感されている」と思われることは少ない
> 私には他人の痛みというのがどうしてもわからないんです。 > ある工学研究者 (選・鷲田清一
-
-
「前を向いて絶望する勇気」
> 前を向いて絶望する勇気 > 夏目房之介 (折々のことば 選・鷲田清一) 漫画家の岡崎
-
-
「わかった」と思ったとき、「ホント?」と問う
> 人は、見晴らしがよくなった瞬間をこそ、もっとも恐れるべきなのかもしれない。 > 三浦雅士
-
-
立ち止まるのも、すぐに歩き出すのも、一休みするのもあり
> たまたま立ちつくしたところから始め、茫然(ぼうぜん)と立ち止まったところで一休みするというのも、
PREV :
「でもなぜ、人間は自分と違うものを許せないんだろう」
NEXT :
自分の声を取り戻す