ことばを使っている人は泥んこになれない?
公開日:
:
最終更新日:2016/12/26
et cetera-前者・後者
> 詩でも小説でもコピーでも、言葉を使っている人は、どこかのところで泥んこになれない気がします。
> 糸井重里
(折々のことば 選・鷲田清一)
一読して理解できませんでした。
僕の感覚では、
「ことばを使っている人は、ことばにし切れない部分があることを知っている。
だからこそ、ことばを大切にし、
ことばにできない部分の一部でも言葉にできないかと奮戦する」
だったから。
おそらく糸井さんの話は、「前者・後者論」の前者の視点で、
「ことばを扱う人は、ことばだけで完結させる」
ということなのだろう。
前者さんは、
「ことばだけでも関係性が築け、関係によって物事が動いていくならそれで十分。
ややこしいことよりスピード優先」
という感覚を持っているように思うから。
だから、後者にとっては
「大事な部分をバッサリ切られた」と思いがち。
それから考えると、
後者は泥んこになり、前者は泥んこになれない。
特徴だから。
自分と相手のことを理解しよう。
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