ことばを使っている人は泥んこになれない?
公開日:
:
最終更新日:2016/12/26
et cetera-前者・後者
> 詩でも小説でもコピーでも、言葉を使っている人は、どこかのところで泥んこになれない気がします。
> 糸井重里
(折々のことば 選・鷲田清一)
一読して理解できませんでした。
僕の感覚では、
「ことばを使っている人は、ことばにし切れない部分があることを知っている。
だからこそ、ことばを大切にし、
ことばにできない部分の一部でも言葉にできないかと奮戦する」
だったから。
おそらく糸井さんの話は、「前者・後者論」の前者の視点で、
「ことばを扱う人は、ことばだけで完結させる」
ということなのだろう。
前者さんは、
「ことばだけでも関係性が築け、関係によって物事が動いていくならそれで十分。
ややこしいことよりスピード優先」
という感覚を持っているように思うから。
だから、後者にとっては
「大事な部分をバッサリ切られた」と思いがち。
それから考えると、
後者は泥んこになり、前者は泥んこになれない。
特徴だから。
自分と相手のことを理解しよう。
関連記事
-
「前者・後者」探求がさらに進化・深化していることを見て
僕は、以下の向江さんの記事を読んで反省しました。 ガーンと殴られた気分でした。 記事自体は、とて
-
想像がつく人生、想像がつかない人生
「平均」なんてないんだよね。 http://ameblo.jp/mukae-443/entry-12
-
非常事態時の「前者・後者」の役割は?
熊本地震が発生以来、ずっと考えていることがあります。 「災害発生時に、『前者・後者』は
-
多様性がある社会は、「後者」が活躍する社会
日本の社会で使われる、 「チームメンバーの意識を統一する」 と、 「前者・後者論」
-
いまさら「前者・後者」勉強会(07/16/2016)報告
いまさらだけれど、 「前者・後者」勉強会(07/16/2016) のお話。 ~~~~~~~
-
タイプ分けされたくない方はスルーしてください
「前者・後者」を望んでもいないのに決めつけられて傷ついた人のお話しを聴きました。 受け入れられ
-
欠けている部分が魅力
> 人間はだれでもひとつふたつ欠けているんですな。その部分が魅力的になるか、ならないかの問題なんです
-
「後者」からは「前者」はこう見えているよ・・・というお話し
最近話題の「前者・後者」論。 事実を整理しつつ、視点を追加したい。 僕は、「後者」です
-
世間話の時に脳内で繰り広げられていること
私のコミュ障具合が酷すぎて脳内図だけでも理解していただきたくこういう図を作りましたが理解されるのだろ
-
「後者」になった原因ではないけれど、かなり奥深い原因だったという話
「前者・後者」で僕が思っていることを、数記事を書きました。 ~~~~~~~ そもそもは、この水野
PREV :
金原ひとみさんの連載小説「クラウドガール」で、「前者・後者」の特徴を知る
NEXT :
クラウドにある情報と「前者・後者」