あの世で舞う1曲
公開日:
:
最終更新日:2016/08/22
et cetera
>能は舞い尽くさず、あの世で舞う1曲を残す
> 金剛永謹(こんごうひさのり)
(折々のことば 選・鷲田清一)
元の引用文より。
1曲だけは、誰にも舞を見せない。
もしかしたら、稽古もしないのかもしれない。
それはあの世で舞うただの1曲とするため。
芸の世界にはある話じゃなかろうか。
もったいぶっている訳ではなく、
あの世でこそ、表現しきれるから、だろう。
「普通の人」は、
そこまで感度高く区別して生きている人であれば、
「あの世に残すもの」はある。
単に一所懸命なだけではそんなものにならず、
一所懸命にもしていないようではもっと、
「あの世用のもの」なんてありゃしない。
「好きで、好きで、好きで、
好きで、好きで、好きでしようがないもの」
だったらそれかもね。
関連記事
-
-
滋賀県米原市の広報ページ。「水の恵み・暮らし編」 「自然観光編」
滋賀県米原市の広報ページ。http://biwakonomoto.jp/ Youtube動
-
-
「漁師は俺の天職だ」
■漁師は俺の天職だ (一語一会)ウエカツ水産代表・上田勝彦さん 長崎のシイラ漁船長からの言葉 (朝
-
-
仏教が日常に染み付いているチベット人の瞑想
尹雄大 @nonsavoir 仏教が日常に染み付いているチベット人の瞑想 (Twitterより引
-
-
「怒って」その結果を引き受けるのが自分
> では、怒らずにどうしていたか。むかついていました。 > 清水真砂子 (折々のことば 選・鷲
-
-
人一人が生まれてきた目的は、「ただ生きること」だとしたら?
> 「心をもつ者」として扱われることによって、またそのことだけによって、心は発生し成長するのだ。
-
-
チョウチョにとってのまっすぐ
> チョウチョは決して無理して飛んでいるわけじゃない。あれがチョウチョにとってのまっすぐなんだ。
-
-
北海道の猛吹雪でお父さんに守られた娘さんのはなし
新聞にこんな記事がありました。 今年(2013年)3月2~3日の猛吹雪のため、北海道で9名が亡くな
-
-
「スーパー後者」に押し出されて「後者」は、「前者もどき」に変身する
普段なら懇親会の幹事をする人が出てくるのに、 今回はそんな気づかいをする人が全く出てこずに 水野
-
-
小さい世界しか見えてなかった
> 恥ずかしさとは、表現の稚拙さではなく、これが小説だと思いこんでいる世界の狭さ、せこさに感じるもの
-
-
「いちばん美しくなるのは、衰えを感じ始めてから」
> ■美しいわ。ヤスオ、どうもありがとう ((一語一会)メイクアップアーティスト・吉川康雄さん
PREV :
人生から無駄なことを省いたら・・・
NEXT :
「親亡き後、子供が安全に暮らしていけるように準備する」


