「自然の力は人間ごときがまねしようと思ってできるもんじゃない」
公開日:
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最終更新日:2016/10/31
et cetera
> 私は壁のシミを隠すぐらいのものは描きますが、シミの方が美しいかも。
> 篠田桃紅
(折々のことば 選・鷲田清一)
鷲田さんの追記部に
> 「自然の力は人間ごときがまねしようと思ってできるもんじゃない」と続ける。
とある。
自然をまねしようと、
自然の反対を向いて力を示そうと、
結局は「自然」という基準があるからこそ。
(以上は、103歳になるという篠田さんへの言葉ではない。おわかりだと思うが)
また、西遊記の孫悟空しかり、
どれだけはっちゃけて、むちゃくちゃしているように見えても、
地球の自然の手のひらの上で踊っているだけというのはよくある。
僕はコーチをしているが、
どこか自然の中で、もしくは都市の雑踏の中で、
一人「内省」した方が
より適切な気づきを得られると思うときがある。
適切な「問い」を持っているかがその前にあるのだが。
自然は、そのまま受け取れば、求めていた「問い」以上の答えや美しさ、厳しさを伝えてくれる。
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