太陽も月になりたい時があるはず
公開日:
:
最終更新日:2017/02/27
et cetera
> みんなを照らす太陽も/たまには休んで/月にもなりたいと/思う時もあるはずだと/分かる人で ありたい
> 岩崎航
(折々のことば 選・鷲田清一)
岩崎航さんという筋ジストロフィーで身体的に大変な状況にある人の詩
という背景を知らなくても、伝わってくる。
人はいつもどんな時も同じかのように勝手に思い込みがちだけれど、
太陽のように照らす時もあれば、
光を発することをやめ、月のように照らされたいと思うこともあるだろう。
「思う」だけではなく、
実際に月になるときもあるからこそ、
生きていけるのではないか。
ほかの人は、そんな姿を見ることはないかもしれないが。
それがその人が一番能力を発揮する姿だとしても、
常にそんな姿であることを期待するのは、わがまま。
呼吸のように、吸う時もあれば、吐く時もある。
また、
期待されている姿を演じ続けるのは、危険。
関連記事
-
-
必要なものは必ずやってくる
歯の被せがとれた。定期検診に行けていないので、行こうと思った矢先。 昨日は、3月に飲む約束
-
-
「ただある人に一杯のお茶を淹れる」
> 誰かが私に一杯のお茶をくださったなんて、これが生まれてはじめてです > ある病院の患者 (
-
-
オチのない話をする人は
> オチのない子育て話をする事を人は「親バカ」と呼ぶんですね。気をつけねば。 > 宮藤官九郎
-
-
後者は「物わかりが悪い奴」ではありません
ある「後者」の一片の思考パターンのお話。 僕は・・・・もう、「僕は」とバラした上で書きます。
-
-
体操部の練習で、鉄棒から落ちたら?
前の職場の先輩(男性)の話です。 大学時代、体操部でした。当時、外で鉄棒の練習をすることもあった
-
-
「いじめ対策」のゴール
教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由。http://blog.tinect.jp/?p
-
-
幸せってどういうことだろう?
「幸せってどういうことだろう?」 しばらく前の「対話の会」の誰かのつぶやきです。 とっさに
-
-
「会いたい人がいたら、どんどん会いに行けばいい。もしその人が死んでいたら、その人の本を読めばいい。」
> 会いたい人がいたら、どんどん会いに行けばいい。もしその人が死んでいたら、その人の本を読めばいい。
PREV :
ご馳走でない日
NEXT :
「息を引き取るタイミング」