人はみな主人公
公開日:
:
最終更新日:2016/11/26
et cetera
草むしりのときに言われた。「『草にも命があるのにその抜き方はなんだ。お前、自分がいっぺん死んだ身やと思い上がっとるやろ』と。生きるということに活を入れられました」
修行を終えるころ、米国に渡って茶道を伝えたいことを老師に告げた。老師は奥の部屋に下がった後、「主人公」と書かれた色紙を持って現れた。本来の自己という禅の言葉。「自分のアイデンティティーを探してこいという意味だったと受け取っています」
(都ものがたり)千玄室が修行した大徳寺 禅の教え胸に、世界に伝えた茶道 より
~~~~~~~~~
どちらもすごい言葉です。
・相手に命があることを尊重して大事に生きる。
・「主人公とは本来の自己という禅の言葉、自分のアイデンティティ」
・・・「自分が、自分として、自分の人生を生きること」それが『主人公』
人はみな、「人生の主人公」ではあるけれど、
「自分の人生の主人公」と覚悟して生きないと、
自分がわき役、エキストラ、観客になってしまう。
恐ろしい話だ。
(さだまさしさんの「主人公」の歌詞と合わせてイメージして)
関連記事
-
-
「インプット、アウトプット」と「右脳、左脳」
ペタつながりで、Blogを読んでいましたら、このような記事と出会いました。 『「書く×話す=
-
-
毒は我慢するな、吐ききれ!
> とても静かな、食うか、食われるか。 > 南木佳士 (折々のことば 選・鷲田清一) 鷲
-
-
Web紹介『願い事を叶える不思議なリスト 』
お久しぶりです。 Facebook、Twitterには、短い短いコメントを書いていますので
-
-
上野樹里さん、能年玲奈さん ともに「後者」。
自分の才能を信じて、 自分の才能を使って、 あきれるほどの成果を出してほしいから、 ここに書き
-
-
本当に人権が大切にされ、自分であることが100%肯定でき、自分を生き切れる社会ならば・・・
> ただし私がここでやっていることは本当に人権が大切にされ、自分であることが100%肯定でき、自分を
-
-
「<青春>のふんづまり」
> 若い、というだけでもつらいことなのに、体当たりをくわしたりヘタリ込んだりする街の通りがないという
-
-
「あんまり魚が釣れすぎると、労働に変わるのサ」
> 「あんまり魚が釣れすぎると、労働に変わるのサ」 > 釣りに連れていってくれた漁師のおじさん
-
-
「わかりあえないことと、好き嫌いは別」
コミュニケーションの基本ルールは、みんな知っているようでいて、知らないものだ。 僕も学校で、これを
-
-
「自由だけは、誰にも明け渡してはいけない」
「自分の持っているものを他人に与えるのは素晴らしいことだが、自由だけは、誰にも明け渡してはいけない」
PREV :
見守るとは、「共有できないこと」を共有すること
NEXT :
「いちばん美しくなるのは、衰えを感じ始めてから」


