「やっぱり生きていくのが面倒くさい」
公開日:
:
最終更新日:2017/03/02
et cetera
> やっぱり生きていくのが面倒くさい
> 写真家の父
(折々のことば 選・鷲田清一)
写真家金川晋吾さんの写真集「father」の本の帯のことば。
お父さんに「なんで蒸発するのか」みたいな問いかけをしたら、
置き手紙のように置いてあったものという。
自殺するかも、と心配しそうな言葉だけれど、
どこかのんびりした、
どこかしがらみを脱いだ素直な自分の生のままのような言葉のように
思えてきます。
この言葉は簡単だけれど、
僕も口にするには、何か抵抗を感じます。
ことばにしてみると、
「見ないふりしてきたもの」を身体の近いところに感じます。
不思議な言葉です。
関連記事
-
-
好きなことの見つけ方
心配ありがとー。急に忙しくなっちゃったの。でも好きな料理の仕事だから幸せよ。そうそう、好きなこと見つ
-
-
「もうちょっと普通」
> 「もうちょっと普通にしていれば」とテレビの人が言っていたが、その「もうちょっと普通」が出来なかっ
-
-
小さい世界しか見えてなかった
> 恥ずかしさとは、表現の稚拙さではなく、これが小説だと思いこんでいる世界の狭さ、せこさに感じるもの
-
-
「福」も「鬼」も自分の中にある
2月のアイコンを鬼瓦にしたので、節分のお話。 ~~~~~~ > 福は内 鬼も内 > 梅原猛
-
-
上野樹里さん、能年玲奈さん ともに「後者」。
自分の才能を信じて、 自分の才能を使って、 あきれるほどの成果を出してほしいから、 ここに書き
-
-
本メロのメロディーとリズムを超越して、コード進行を逃さず音を当てる
好きな動画。 本メロのメロディーとリズムを超越して でもコード進行は逃さず音を当てられ、
PREV :
「怒って」その結果を引き受けるのが自分
NEXT :
すべてのものは、残らないものに価値があるのだろうか?