チャンスは、今か、もう決してこれからないか
公開日:
:
et cetera
> it’s now or never.
> ジョン・アーヴィング
(選・鷲田清一)
「チャンスは、今か、もう決してこれからないか」
この言葉を使うものが、「幸運」とは限らないが、
「女神の後ろ髪はショートカット」
と改めて気づく。
そして、
それを一瞬で決めるのは、自分である。
ヒリヒリとしている。
思考ではなく、
「つかむか、つかまないか」本能で決めるしかない。
~~~~~~~
鷲田さんのコメントにある
長編小説「ホテル・ニューハンプシャー」
が気になって少しだけ調べた。
この小説の著者は、「ブリキの太鼓」を作中で絶賛しているという。
あらすじはWikiにあったが、あらすじは本質を何も伝えない、ということがわかる。
その中での
「it’s now or never.」
現実の人間の姿を見ず、理想的な人を仮定してのんきに生きている我々。
のど元に匕首(あいくち)を突き付けられたような気がした。
※「理想的な人」とは、科学用語「理想気体」と同じ意味の「理想」
関連記事
-
-
「わかりあえないことと、好き嫌いは別」
コミュニケーションの基本ルールは、みんな知っているようでいて、知らないものだ。 僕も学校で、これを
-
-
Googleで、もっと
コーチングでも何でもないけれど、思わず見入ってしまいました。 『Googleで、もっと
-
-
新聞コラムより「障害重き子よ。ともに歩まん、険しき道を」
「障害重き子よ。ともに歩まん、険しき道を」 (一語一会)作家・椙山女学園大学教授、堀田あけみさん
-
-
「前者・後者の特徴と判別法」一覧
==後者の若狭 喜弘が主催する「前者・後者を判定する会」==http://core-infinity
-
-
「やっぱり生きていくのが面倒くさい」
> やっぱり生きていくのが面倒くさい > 写真家の父 (折々のことば 選・鷲田清一) 写
-
-
「ただある人に一杯のお茶を淹れる」
> 誰かが私に一杯のお茶をくださったなんて、これが生まれてはじめてです > ある病院の患者 (
-
-
「その瞬間はわからなくてもいいじゃないですか」
> そんなことはない、その瞬間はわからなくてもいいじゃないですか > 耕治人(こうはると) (
PREV :
昨日から続く明日を精度高く予測して幸せ?
NEXT :
「解釈」をなくして「事実」として受取るだけでいい?