『与えなきゃ、見返りが貰えない』
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et cetera
【『受け取りベタ女子』と『家族の気配が響き合う空間』のテーマは似てるって話し】
須永豪さんのFacebook記事
文章を読んで、母のことを思い出した。
『与えなきゃ、見返りが貰えない』
この思いを強く感じる。
ここに、
・母としてすべきこと
・母の愛情表現のやるべきこと
・「前者・後者」論の『後者』として、自分視点しか見えない
が重なって、
お盆や正月など、僕を含めた兄弟とその子たちが来ているだけだけど
気を張りつめている時には、
勝手にテンパって、
勝手に暴走している。
~~~~~~~
『与えなきゃ、見返りが貰えない』
これを強く感じているので、
「そこまでしなくていいよ」
「そこまでしなくても、そのままで、愛されているんだよ」
と伝えてあげたい。
でもできない。
なぜできないか。
『期待している、見返りの愛の形がきまっている』
ようで、怖くてそこに触れられない。
例えば、こんなことが、「得たい愛の形」
・子供たちは結婚している。
・子供たち同士仲が良い。
・子供たちは、孫を作る。
・孫たちは仲良く、健康。
・子供たちは近くに住む。
・子供たちは、公務員など安定した職に就く。
母の「私は~~~」
という夢はない。
そんな、
『「得たい愛の形」から欠落しているものを見る』
という評価をしているもよう。
だから、
母は、永遠に与え続けている
叶えてあげられない僕が悪いのか、
絶対に叶わない夢を持つ母が悪いのか。
明らかなんだが、
「つかんだものを手放さない」
そういう人の習性を見せてもらっている、と思っている。
母が、
人生をあきらめず
つかんだものを手放す
には、まず、
自分自身のエゴを満足させ、
エゴを客観視できるようにならないとね。
コーチングのジレンマだが、
周りからいくらコーチングが有効に見えても、
本人がそのことをテーマと考え、ゴールを設定しないことには何もできない。
「安心・安全」「満足」と思うことが、「他人の行動(の結果)」
少なくとも、家族はその思いを引っぺがすことはできそうにない。
と思うのです。
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