*

相手のことをわかる必要あり?

公開日: : 最終更新日:2016/10/15 et cetera

> ほんとうの寛容さはつねに戦闘状態にあるはずで、寛容にする側もされる側も、どちらもぞんぶんに傷つく。
> 堀江敏幸
 (折々のことば 選・鷲田清一)

「相手のことは、本当のところ絶対にわからない」
ことを前提にしなきゃならないんだろう。
そもそも、「わかる」必要があるのかどうか。

「理解しようとする」
「相手がその感情で覆いつくされていることを認める」
「相手には語られていない前提があり、
 本人が自覚していない前提もある、と認める」
「相手には乗り越える力があると思える」
「今の状況も、相手にとって必要な経験だ」

と思ったら、
「戦闘状態」ではないし、
「ぞんぶんに傷つく」ものでもない。
話を聴きながら、解決の方向性を勝手に自分で設定して介入しようとするから、
「戦闘状態」になってしまう。

むしろ、「戦闘状態になる」くらいの方が正常だけどね。

Follow me!

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア
[`evernote` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

no image

『1日の上限が越えました。』

 「読者登録の上限数」は1,000名と知っていましたが、1日の登録上限をよくわかっていませんでした。

記事を読む

伝えようとする姿

> 身近な人を見送るとき、子どもが感じるのは命が絶えていく悲しみだけではありません。力を振り絞り何か

記事を読む

「人がいなくなって寂しい」

「人がいなくなって寂しい」 とはこういうことか。 もう、この世では会えない、 その

記事を読む

雨に濡れて散歩

本当に久しぶりに散歩に出た。 「散歩に行こうかな」 と思っているうちに、雲が増えてきて、雨粒が見

記事を読む

月に呼びとめられて

> 雲があると、月の表情が優しく見えるよね。みんなお互いを生かしあっているんだね。 > 亀田誠治

記事を読む

「人間は本来、善なのか悪なのか」

(こころの水鏡)人間は本来、善なのか悪なのか 興福寺貫首・多川俊映 より 仏教では、「善」でも

記事を読む

「一瞬一瞬どう在るか」

「生き方」より「在り方」 沢木耕太郎さん「春に散る」、加筆し書籍化 より 連載時、惹かれて読み

記事を読む

自分をあらわすidentityはどれ?

(思考のプリズム)自己同一化の欲求 宇宙まで広げてみては 想田和弘http://digital.as

記事を読む

「たかが服、されど服」

> たかが服、されど服 > 戯(ざ)れ言葉  (折々のことば 選・鷲田清一) 戯れ言葉とい

記事を読む

心地よい眠りをプレゼントする

> 「たぶん人は人に心地よい眠りをプレゼントする以上のことはできないんだよ」  (春に散る:484

記事を読む

Facebook「着想くらぶ」12周年記念イベント2024年末~25年2月に開催

Facebookの着想グループ「着想くらぶ」がはじまって12周年記

目標は、ワクワクするものでも、楽しいものでもない

宇野昌磨、ファイナル進出へ「まずSPから頑張っていきたい」https:

表現しきりたい!!

自分で自分を振り返って、 「表現しきれていないなあ」 と改

「自己肯定感が低いね」と言われても!

Facebookに、 「友達が、周りから『自己肯定感が低いね』と言わ

【2018年春季】コーチングしよう~コーチングが身につけば、少し生きやすくなる、道が開ける~

【2018年春季】 コーチングしよう ~コーチングが身につけば、 

→もっと見る

  • 「メール通信」読者の方は、体験ミーティング(3,000円/45分)が1回無料です。
  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:わかさま)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

PAGE TOP
PAGE TOP ↑