毒は我慢するな、吐ききれ!
公開日:
:
最終更新日:2016/11/12
et cetera
> とても静かな、食うか、食われるか。
> 南木佳士
(折々のことば 選・鷲田清一)
鷲田さんのコメント部にある
> 彼は「この身が生きのびるために言葉や態度に載せて排出した毒を吸ってくれる者がいて、だからこそいまこうして生きて在ることの罪業の深さ」を思い知る。
と続く。
毒は吐いちゃいけないのではなく、溜め込んではいけない。
けれど吐く相手は、
とても大切な家族ではなく、
お店や町中の不特定多数相手でもなく、
きちんと話を聴くプロにしないと。
もしくは、
制限なく言うのであれば、
家族からの制限ない言葉を聞くこと。
もしくは、家族が吐き出せるようにプロと契約すること。
人は、
苦しいこと、悲しいことそのものを感じきること
思いを吐き出しきること、
が大切。
ある思いを別のものに転嫁して毒を吐いたところで
自分も相手も、
その毒でやられてしまう。
「ある思い」
それを感じきること。
(おそらく、不安、悲しさではないだろうか)
関連記事
-
-
最近開いている3冊の本
最近、平行して読んでいる本、3冊を紹介します。 TA TODAY―最新・交流分析入門
-
-
ダメ出しできついのは、本心からそう思っていると知った時
My podcast / danielerossi[/caption] 植松努さんのFace
-
-
Web紹介「バジル先生のこころと身体の相談室」
書きたいし、お伝えしたいテーマもあるけれど、 ここに「書く」ことについては、お休み中です。
-
-
手塚治虫の「火の鳥」
今もっている人生観、生死観は、もしかすると大学生時代に読んだ 手塚治虫氏の『火の鳥』の影響をかなり
-
-
「何でも上手くいくお守り」
(大竹しのぶ まあいいか:145)きっと上手くいく! より ファンだという小学生の男の子からも
-
-
『遊びとは、時間とエネルギーと器用さの「純粋な消費」』
> いかなる富も、いかなる作品も生み出さないのが、遊びというものの特徴である。 > ロジェ・カイヨ
-
-
Vol. 98 [どう死ぬか、どう生きるか]
Core Infinity Viewsに投稿したものを、再録します。 -------
PREV :
自分の才能の発揮の仕方
NEXT :
月に呼びとめられて