学生さんへ 留年について(京都大学)
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et cetera
学生さんへ 留年について(京都大学)
https://www.gssc.kyoto-u.ac.jp/counsel/ryunen.html より
リンク先には記載がありませんが、
昨年(2015年11月)にアップされた文章だそうです。(朝日新聞情報による)
~~~~~~~~~
続けるという選択を支えている根拠の大きな部分が、
やめられないという理由にあるのなら、
一度、やめるという選択肢を落ち着いて現実的に考えてみてはどうでしょうか。
大学をやめてできることを考えてみましょう。
胸の奥やお腹の底から聞こえてくる心の声にじっくり耳を傾けてみましょう。
(リンク先より引用。改行を挿入)
~~~~~~~~~
大学で学ぶ、ということだけではなくすべての場面で、
人は、「やめる」という選択肢を最初は外したがります。
そして、次第に逆に「やめる」という選択肢しか見えなくなります。
それは、まったく自由ではありません。
「やめる」という選択肢を考えるのは、
心に自由を与えるためです。
自分にタブーを作ってしまえば、
タブーにしか目に入らなくなるのは当然ですし、
そういうものは潜在意識に刷り込まれます。
『心を自由に』
それが願いです。
その上で、あなた自身、あなたにとって自分の人生です。
どんな選択をしても失敗はありませんし、
「間違えた」と思ったら、そこからスタートしたらいいんです。
他人だから言えることですが、
「心にタブーを抱えた気がかりの状態」
でジャンプしても高く、きれいには跳べません。
「留年」なんて大したことではありません。お金はかかりますが。
この場所で何を学ぶか?
です。「何を教えてもらうか?」ではありません。
学校は、
「知識を得る」
「トレーニングする」
「それを自分が必要としていることとつなげる」
「自分の中に答えを発見する」を促す
ところです。
自分で設計して、
自分が必要としていることを得ていくところです。
だからこそ、
「自分の望むものが得られない」
と思ったら、やめることを選択肢にしてもいいのです。
ただし、このことは知っておいてください。
僕の体験ですが、
数学の好き嫌い、得意・不得意にかかわらず、
「計算をできる、できないは関係なく、考え方を身につけられたのが大事」
と思っています。
僕にとっては、数学もそうだし、大学時代の物理学も同じです。
(物理の知識を聞かれてもそんなの覚えちゃいないが、
考え方の外しちゃいけない視点・ポイントは大いに役立っています)
「科学的な考え方」かな。
それは、
「論理の飛躍をしないこと」
「事実と考えを区別すること」
「エセ科学が、ごまかしているところを察知すること」
ということなので、「科学」だけではありません。
長いようで短い、人間の人生です。
「何を学んで」
「何を自分の人生に生かしていくか」
「できたら、それで誰かに貢献できたらいい」
こんなことを考えて、
「やめる」
も選択肢に入れたうえで、自分に問いかけてください。
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