「上手になることも大事ですけれど、訓練と自分らしさの境目がとても難しい。」
公開日:
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最終更新日:2017/01/12
et cetera
> 「上手になることも大事ですけれど、訓練と自分らしさの境目がとても難しい。これから年をとってうまくなって雰囲気で歌えるようになっても、それは自分じゃないような気がするし……。特殊な、変わった声を持っていてほんとに幸せだと思います」
(リンク先より引用)
僕は、このセリフがとても気に入りました。
コーチングをしていて、いつも気になることです。
・訓練して上達する
・その人らしさ
どちらか選ぶものではないし、
シーソーのバランスでもない。
できることなら、これら2つの「掛け算」にしたいのだが、
ぼんやりしていると、
「両方が倍になると4倍の到達点になる」
と言っちゃいそうでとても怖く思います。
(とてもうすぼんやりとしていて、目の前の人を見た言葉じゃありません)
「訓練する」というのは「欠点を直す」意味で使われることが多く、
「自分らしさ」は「欠点」のことが多いものです。
コーチならば、
「欠点」に見えているものの核心のすばらしさに気づき、
それをクライアントに教えることです。
そうすると、
「欠点」が「美点」になります。
コーチのみんなが精進してトレーニングしているのはこんなことです。
でも、「訓練」で身につくことかというと半信半疑。
持って生まれた「センス」もあるし、
繰り返しコーチングのコーチやクライアントを経験することで「気づく」こと。
自分もいろいろな人も
「自分らしさ」をのばしたいね。
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