感情から意思ができ、感情と仲良くなって精神の強さを手に入れる
公開日:
:
最終更新日:2017/02/19
et cetera
> 情念の衝動に対立したり阻止したりできるのは、ただ反対の衝動だけである。
> デイヴィッド・ヒューム
(折々のことば 選・鷲田清一)
鷲田さんのコメント部も是非ご覧ください。
~~~~~~~~~
言葉がいろいろ出てくるが、
理性=理知・・・・導かれるものは、「判断」
情念=感情・・・・導かれるものは、「意思」・・・「精神の強さ」へ
「意思」は、「理性」で動かすことができない。
「理性」で考えたものは、「意思」にならない。
だから、
人から教えられても、
理由を説明され、説得されても、
行動は変わらない。
見せかけの行動を変えることはできるが、
肚から納得した、
瞬発力があり、
発想力があり、
持久力がある行動を起こせない。
~~~~~~~~~
じゃあ、どうするのか?
相手の感情を変えるマジックワードを使う?
使える人はいるかもしれないけれど、
覚えて使いたい人は多いかもしれないけれど、やめておいた方がいい。
逆の立場で、誰かにコントロールされるのを望まないのであれば。
もっとも、地上にいる人間すべてが誰かにコントロールされている可能性がないわけではないので、完全に否定はできない。
(雑誌「ムー」の世界というだけではなく、
宇宙ができた時から方向が決まったような気もするし、
ミトコンドリアは細菌が細胞小器官として共生するようになったと言われているし・・・)
そもそも、人間の行動も、
理性が判断するより前に筋肉が動き出しています。
コントロールされている感覚がないとしたら、
自分でコントロールしていると思っていていいのではあるが。
~~~~~~~~~
話がずれました。
自分をコントロールするには、
・自分の感情の仕組みを知ること。
・現在の自分の感情を客観的に視ること。
・どのような感情や発想も、否定せず受け入れること。
まずそこから。
もし、周りの人がサポートできるとしたら、
・その「感情のトレーニングをする」という考え方があることを伝えること。
・「感情トレーニング」のサポートを求められたときにだけ手伝うこと。
・サポートは、自分の意見や提案を言うことではない。
・安心してトレーニングできる環境を力の限り守ること。
(さなぎからの羽化みたいなもので、無防備で、防御力が0だから)
その結果、
「慈しみ」「穏やかさ」
を手に入れられたとき、
「精神の強さを手に入れた」
といえる。
~~~~~~~~~
紹介した言葉を文字通りに、
「情念には情念をぶつけることで阻止できる」
と読んでいては、次のステップに行けない。
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