「正しいことを言うときは人を傷つけるということを知っておけ。」
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最終更新日:2017/01/21
et cetera
> お前は常に自分が正しいと思っているだろう。しかし正しいことを言うときは人を傷つけるということを知っておけ。
> 竹下登
(折々のことば 選・鷲田清一)
国会議員の石破さんが諭されたことばという。
正しいからって、事実だからって、言っていいことと悪いことがある。
人が発することばには、かならず「理由」「意図」「感情」がある。
意図が全くなしに、口をついて出ることもある。
考えていることと違うその場に関係ない単語を声に出して、
周りから突っ込みを受けてなんて言ったからやっとわかることもある。(実話)
だけど、そんな例外を除き、
かならず「理由」「意図」「感情」がある。
その時に思っていないことでも、
普段からその人をしていた「評価」や「判断」が
ことばに乗ってしまうことがある。
まして、「正しいと思っていること」なら。
それをずっと表現しないで黙っているのはまた違うが、
「正しい言葉をいう時には人を傷つける」
というのは承知していたほうがいい。
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