立ち止まるのも、すぐに歩き出すのも、一休みするのもあり
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最終更新日:2017/03/04
et cetera
> たまたま立ちつくしたところから始め、茫然(ぼうぜん)と立ち止まったところで一休みするというのも、哲学のふつうのあり方なのである。
> 野矢茂樹
(折々のことば 選・鷲田清一)
哲学史研究の人は別として、
哲学者は、ふつうの人やそうでない人を含めて、
誰にでも該当すること、
ある一人に今だけ該当すること
を言葉にする人のこと。
いわゆる「ふつうの人」。
ふつうの人だから、ふつうの人にとってふつうのことを、ことばにできる。
人はたまたま立ち止まったり、
立ち尽くしたり、
茫然と立ち止まったりする。
立ち止まるのもありだし、
その地点をスタートにすぐに動き出すのもありだし、
一休みするのもあり。
どれを選んでもいい、ということなんだ。
ふつうの人は、こんなふつうのことをふつうにできないのかもしれないけれど。
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