「創作」は、説明と感覚の折り合いをつけたところに
公開日:
:
最終更新日:2016/09/13
et cetera
> 創作の世界に代わる価値あることに、かつて写真に打ちこんだほどの重さでもって、今の生活の中でとりくんでおられるでしょうか。
> 植田正治
(折々のことば 選・鷲田清一)
趣味でも、中学・高校時代の部活でも。
確かに、離れてしまう人はいる。
僕もいっぱい離れてきた。
限界を感じて。限りある時間で選ぶものは何かと考えて。
「創作」は、
例えば写真であれば、構図のパターンをなぜ選んだのか、どの光を狙ったのかという、論理的に説明しなければならないものであり、
一方では、「神にシャッターを押させられた」と思うくらいの絶妙な感覚からくる、非論理的な世界である。
両方を上手に折り合いをつけていくのが「創作」。
だから、それをやり続けられなくなったら、離れるしかない。
続けられる人は、折り合いをつけ続けられる人か、いつもパターンが同じ人、鈍感な人。
関連記事
-
「その瞬間はわからなくてもいいじゃないですか」
> そんなことはない、その瞬間はわからなくてもいいじゃないですか > 耕治人(こうはると) (
-
人生は長編小説か?詩のワンフレーズか?
> 人生を長編小説のように感じたのは、いつの年代までだったろうか。 > 落合恵子 (折々のこと
-
「自分の人間としての価値と、演奏において起きることを関連づけてはダメ!」
> 『自分の人間としての価値と、演奏において起きることを関連づけてはダメ!』 バジル クリッツァー
-
「人生山あり、海ありですよねえー」
> 人生山あり、海ありですよねえー > 都はるみ/長嶋茂雄 (折々のことば 選・鷲田清一)
-
かかわりを毎回閉じていく
> 最後にかわした言葉が心残りだった、ということにならないように > 田部井淳子 (折々のこと
-
[Webサイト]日本笑いヨガ協会
このようなサイトがありました。 『日本笑いヨガ協会 http://waraiyoga
-
冬の雨の日の方が 身体が芯から冷えるような気がする
冬の雨の日の方が 身体が芯から冷えるような気がする。 雪や吹雪は、そりゃ寒いが。 雨で濡れ
-
「人間は本来、善なのか悪なのか」
(こころの水鏡)人間は本来、善なのか悪なのか 興福寺貫首・多川俊映 より 仏教では、「善」でも
-
自分の心の声に耳を傾ける
> 悩んでいる暇があったら、イエスかノーか、自分の心に聞いて、まず選択してみることです。その選択の連
PREV :
「平凡に暮らせよ」
NEXT :
ほかのひとより「できること」がわかって、受け入れられるのであれば・・・