母の幸せを願う・・・僕の意味
公開日:
:
et cetera
逃れられない母との関係。
ある人の記事にコメントを書いたら、いろいろと思いだしてきたので、再録します。
下記の「そのようなこと」とは、こんなことです。
母が自分の言いたいことを伝えるためにどこまでも追いかけてくること、
自分の「こうあるべし」(例えば、「兄弟仲良く」。ある具体的な仲良い行動があるようなんだ)をすがる目で言ってくる。
~~~~~~~
きっと母は、母が理想とする幻想の快適だった昔の状態に戻したいだけなんだと思う。
僕も昔母とそのようなことがあって、「それって、精神的に不安定だよ。家族療法の病院に一緒についていってあげようか」と伝えたら、僕のほうを精神が振れたようなことを言いまた乱していました。
その前後からです。
血縁は縁だけれど、結局は他人だなあ、それにすがる人がいると大変。と考え始めました。
それでも母の不幸を願っている訳ではないので、
今では、こちらの考えや行動を指示することばはしっかりと拒絶して、
できる範囲のことはしてあげて、
母が自分の人生を生きるよう言葉掛けをしています。
~~~~~~~
こんなことがなかったら考えることはなかったことだけれど
僕は今、
生まれてくるには仕方なく誰かの子にならなければならないので
血のつながりはたまたまで、
それとは別の役割や文脈の中で生きている気がします。
縁自体が続くのはいいけれど、
縁の形が一生同じと思われ、強要されると苦しいですね。
(親子、友人、地縁など)
関連記事
-
-
「福」も「鬼」も自分の中にある
2月のアイコンを鬼瓦にしたので、節分のお話。 ~~~~~~ > 福は内 鬼も内 > 梅原猛
-
-
「会いたい人がいたら、どんどん会いに行けばいい。もしその人が死んでいたら、その人の本を読めばいい。」
> 会いたい人がいたら、どんどん会いに行けばいい。もしその人が死んでいたら、その人の本を読めばいい。
-
-
本当に食べたいものは・・・・
> 家庭の味はこれというのがありません。それがいちばん難しいですね。 > ホスピスの調理師 (
-
-
世界に対して期待が高い?
> 世界に対する期待が低いと、幸福を感じるのもわりとかんたんなのかも。 > 柴田元幸 (折々の
-
-
自分の悩みで頭がグルグルになったら その2
自分の悩みで頭がグルグルになったら その2 ~~~~~~~ おしゃれのことはわからんけど、今
-
-
信じるのだ、自分たちを
七夜物語(ななよものがたり)より 「これから先、とても困難な道だろう。けれど、信じるのだ、こどもたち
-
-
「スーパー後者」に押し出されて「後者」は、「前者もどき」に変身する
普段なら懇親会の幹事をする人が出てくるのに、 今回はそんな気づかいをする人が全く出てこずに 水野
-
-
少しずついろいろなところで、ほかの人の力で成り立っている。
> 全部を満たす訳じゃないけれど、この部分だけはこの人が確実に満たしてくれるという人が無数にいてこそ
PREV :
「思い込みを捨て、思いつきを拾う」
NEXT :
小さい世界しか見えてなかった


