カメラはその人の全てを映し出す
公開日:
:
et cetera
Facebookに、
「カメラはその人の全てを映し出す」
ということを書きました。
もともとは、日本コーチ協会 京都チャプター代表の戸田さんの表情の素敵さから書き始めたものでした。
そのままここに再掲します。
~~~~~~
日本コーチ協会 京都チャプターの副代表をしています。
まあ、それはいいとして、毎月の例会の写真撮影とWebサイトの記事の更新をしています。
先日の1月例会の講師は外部からお招きした籔修弥氏と代表の戸田さんでした。
戸田さんは「フォトジェニック(写真映えする)」で
・顔立ちのりりしさ
・表情の多様性
・だいたい決め顔
・参加者を見る
・目をつぶらない
・下や後ろ、資料ばかりを見ない
・顔がゆがまない
・不安顔が無い
をされています。
カメラマンとしてとってもありがたく、被写体としてあこがれの存在です。一朝一夕にはまねできません。
http://jca-kyoto.jp/
~~~~~~
戸田さんにすごいと感じているところは、
『表情に裏表がない』ことが大きいです。
「いつも笑顔の」という枕詞がつく人は何人もいらっしゃいます。
でも、
・昔笑顔じゃなかったから、努力して手を入れた
・お客様の前では精いっぱいの笑顔
・賛同してもらうときには笑顔
という人は多いのです。
これはファインダーを覗いているから、というだけではありません。
おそらく普段からそういう目で見通していると自分を評価しています。
で、特に写真撮影をすると、
「どの表情が多いか」
を観察できるのです。
というか、『ベストの表情』『ベストの雰囲気』を
画像に残そうとすると、
ずっとファインダーを覗いていて、ベストのタイミングをリズムを取りながら待つことになります。
戸田さんは、
すべての瞬間とは言いませんが、
『その場の空気を表す表情』
をされるのです。
それがすごいと思うのです。
※もしかすると、
「写真を撮るとはシャッターボタンを押すこと」
とだけ思っている人にはわからないことかもしれません。
関連記事
-
-
自分がそこに居て、 ほかの人が「よく見えてくる」とうれしい
> 役者やっていて一番嬉(うれ)しいことは、おれと一緒のシーンに出たやつがよく見えること。 > 火
-
-
「目の前の楽しさで気を紛らわせるよりも、こういうときにしか聞こえてこないメロディーを聴く」
> 目の前の楽しさで気を紛らわせるよりも、こういうときにしか聞こえてこないメロディーとか辿(たど)り
-
-
「生まれることは屁(へ)と同じ」
> 生まれることは屁(へ)と同じ > 深沢七郎 (折々のことば 選・鷲田清一) 生まれた
-
-
自我意識には「しこり」のようなものができ、それは浄化できる
> 自我意識は、嫉妬とか憎悪とか、その他のあらゆる情念とおなじに、一種の生理的なしこりのようなもので
-
-
髪の状態をハープの音に変える
> 「スーッと流れる良い状態ならハープの低い音が、悪ければ高い音が流れるんです」 (ひと)野村麻利
-
-
「どうも狭いところに落ち込んでいるな」と思っている人へ
今日は、この記事の紹介。 ワークショップ設計で大切なことは、だいたい高校部活から学んだhttp
-
-
「すべて奪わる」「すべて与えられる」幸福はどこにある?
> われわれの幸福の能力とは、幼少期がわれわれに拒んだものとそれがわれわれに譲りあたえたものとの間の
-
-
「全員が同じスキを持っているという安心感が、彼らを無防備にさせる。」
> 全員が同じスキを持っているという安心感が、彼らを無防備にさせる。 > ナンシー関 (折々の
-
-
映画の批評を読んで悲しくなることがあります
Facebookに映画の感想の感想を書いている人がいて、それに対してコメントを書きました。 ~
PREV :
虫歯にならない生活を送る
NEXT :
Webサイト「心を整理する」と「反応しない練習」