「後者」がシャットダウンしているように見えるのは、「一般的な解」を探しているから
公開日:
:
最終更新日:2017/02/03
et cetera-前者・後者
「前者・後者論」の全体像は、下記をご覧ください。
心屋仁之助さんの
■【永久保存版・全体概要】前者・後者は世界を救う?! 前者後者ってなんだ?
http://ameblo.jp/kokoro-ya/entry-12147677137.html
■【永久保存版】前者・後者、完結編
http://ameblo.jp/kokoro-ya/entry-12121738761.html
向江好美さんの
【保存版】前者後者って?(基本編)
http://ameblo.jp/mukae-443/entry-12236291606.html
【保存版2】前者後者って?(機能編)
http://ameblo.jp/mukae-443/entry-12237069538.html
【保存版3】前者後者って?(世界観・コミュニケーション編)
http://ameblo.jp/mukae-443/entry-12237072798.html
~~~~~~~~~
前者と後者を区分する点として、
「人の話を聞いてて、頭がシャットダウン(真っ白)になるか?」
が有名です。
『後者は、頭がシャットダウン(真っ白)になる』
です。
~~~~~~~~~
論理的で、結論が最初にあるものなら、
多少ややこしかろうが、
多少長かろうが大丈夫です。
中には、
「文章や話が長い」というだけで拒絶反応をする人もいますが、「後者」です。
「理解できない。わからん」とある程度以上の長さの場合に自動システムが働くのか、本人が決めているのかわからないけれど、「後者」です。
話自体を理解しようとしていないし、相手の説明力不足を責めているわけですから。
~~~~~~~~~
僕の場合は、話の途中の「臨機応変」ができないですね。
どんな臨機応変かというと、
「話している途中で質問されたとき、これまで考えたことがない質問の場合」
に「真っ白」になります。
といっても、
「真っ白」という表現は正しくなくて、
「一般的にはどんな答えをするんだろう?」
「一般に納得してもらえる答えは何だろう?」
「一般に、どんな言い方をしたらいいのだろう?」
といった、『一般がわからない』ので考え込んでしまうのです。
だから、けっして頭の中がフリーズして固まっているのではなくて、
時計を気にしながらも、むしろフル回転しています。
(僕の誰かの考えがまとまるまで「待つ時間」は、ほかの人に比べて長いようで、
自分に対しても許容している時間が長めなのかもしれません。
だから、他人からは「長く固まってる」となるのかも)
冒頭に紹介した向江さんが
「前者は、一般人(いっぱんびと)スーツを着ている」
と表現しているように、
「一般には?」
という問いに瞬時に答えが出ます。
一般的な答えでよければ、悩む必要も、考える必要もありません。
自分が来ている「一般人スーツ」を着ている人のことを話せばよいだけで、
「一般人」になっているので、言葉にするのはすぐです。
「前者」が求めていることは
「一般的な正解」であり、
「揃っていること」です。
「前者もどきの後者」は、それをより強く求めます。(間違っていないし、あこがれがあるので)
前者は何もとまどうことなく答えます。
~~~~~~~~~
それに対して「後者」は、
一般人スーツを苦労して手に入れ、無理やり体に合わせて着ようとしています。
すべてを記憶して、すぐに答えられるようにしようと思っています。
でも一人の目はすべてを観察することができず、
例えば後ろからや横からの姿、
足の裏、
スーツの裏のあつらえはチェックし忘れています。
すべてを覚えていることもできませんから、答えられません。
もし「一般的な正解」を答えられないとしたら、
どうせ答えられないのだから、
自分のことばで自分のことを語ればいいだけなのに、
「一般的に正解といわれていること」
を探して答えられなくなってしまうのです。
~~~~~~~~~
本当に僕は、「一般的な正解」を知りません。
社会のしきたり、
冠婚葬祭、盆・正月、祭りでの振る舞い、
近所づきあい、
家族、親戚同士のかかわり方
日本の文化でもあるから大事にしたいとは思うけれど、当事者にはなれません。
「正解」しか求められていないので、かなりきついですね。
~~~~~~~~~
ともかく、上記のように、頭真っ白になってフリーズしているのではなく、
考えたって見つからない「一般的な正解」を探し回っているだけなのです。
関連記事
-
「前者・後者の特徴と判別法」一覧
==後者の若狭 喜弘が主催する「前者・後者を判定する会」==http://core-infinity
-
後者は「物わかりが悪い奴」ではありません
ある「後者」の一片の思考パターンのお話。 僕は・・・・もう、「僕は」とバラした上で書きます。
-
欠けている部分が魅力
> 人間はだれでもひとつふたつ欠けているんですな。その部分が魅力的になるか、ならないかの問題なんです
-
タイプ分けされたくない方はスルーしてください
「前者・後者」を望んでもいないのに決めつけられて傷ついた人のお話しを聴きました。 受け入れられ
-
非常事態時の「前者・後者」の役割は?
熊本地震が発生以来、ずっと考えていることがあります。 「災害発生時に、『前者・後者』は
-
「一般ビト・スーツ」を着ていない「前者」ってどんな人なんだろう?
「前者・後者論」の話。 「前者・後者論」は、 自分を理解し、 相手を理解し、 自分の取扱説明
-
「前者・後者の特徴と判別法」一覧(その2)
「前者・後者」について、 判別するための情報や、特徴がいろいろな人によって書かれています。
-
「前者・後者」論の出発点(心屋さん)
最近話題の「前者・後者」論。 事実を整理しつつ、視点を追加したい。 まず、「前者・後者
-
上野樹里さん、能年玲奈さん ともに「後者」。
自分の才能を信じて、 自分の才能を使って、 あきれるほどの成果を出してほしいから、 ここに書き
-
多様性がある社会は、「後者」が活躍する社会
日本の社会で使われる、 「チームメンバーの意識を統一する」 と、 「前者・後者論」
Comment
[…] […]