いつも、自分の真実を話す
公開日:
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最終更新日:2016/11/23
et cetera
> 「つねに真実を話さなくちゃならない。なぜなら真実を話せば、あとは相手の問題になる」
> マイケル・クライトン
(福岡伸一の動的平衡:51)SF作家の語った真理 より
「僕は」なのだけれども、
常に真実を話していたほうがいいと思っている。
(ということは、「真実を話しちゃいけない」「話さないで察してもらうことが大事」と考える人もいるということ)
「心の中の真実」は、その人しか知らない。
話さない限りは、ほかの人からの批判を受けない。
けれど、人にわかってもらえることは永遠に来ない。
先日、Facebookの記事にこのことを書いた人がいて、コメントを記した。
FacebookやTwitterやブログで、本名の自分を隠して仮面をかぶって活動をしている人がいると。
そういったインターネット上だけではなく、仕事でも、日常生活でも自分を隠している人がいる。
そういうのを「アイデンティティを演じる」という。
「アイデンティティ」とは、その人らしさの一面のこと。
例えば、会社で部下として、食堂でお客さんとして、家でお父さんとして、など。
そういうものの一つとして、ありもしないアイデンティティを創り出し、
その「アイデンティティ」を演じる人がいる。
僕は演じることはできない。
設定、イベントごと、友人関係など、
人工的に作り出した「自分」など、
覚えていられないし、自然に演じることなんてできない。
自分のすべてが密接にかかわっていることなので、一部を隠すことなんてできない。
そこまで開きなおり、真実を伝えたら、あとは相手の問題。
そこまでできたら、相手がどんな反応しようと、自分には関係がない。
隠した自分の一部分を隠し続けることはできないし、
そのことが「合わない最大の理由」なのであれば、ご縁がなかったと手放すしかない。
もっとも、相手も「真実を話す人」じゃないと、本当の友人にはなれないが。
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