「息を引き取るタイミング」
公開日:
:
最終更新日:2017/02/28
et cetera
永源寺診療所・医師 花戸貴司さんが滋賀版に毎週つづられているコラム。
この回は、人が亡くなるタイミングの話です。
この先生の経験から、
「人はタイミングを選んで逝かれる」
と記されます。
おそらく人はそうなんだと思います。
親戚が全員そろった時、
夫婦で二人きりになれた時、
「この人生もよかったな」と思えた時。
自分で選んでいるのでしょう。
僕は、祖母が亡くなったときのことを覚えていません。
僕がどこにいるタイミングで亡くなったか。
でもしばらく前に見舞いに行ったとき、
「もしかすると、心はもうここにはいないかもしれないな」
と思ったことも思い出しました。
だとしたら、祖母はいつ亡くなったのか、
答えのない問いを思い出しました。
そういえば、
人が亡くなるときだけではなく、
「生まれてくるとき」も同じで
生まれてくる先、とタイミングを選んでいるのかもしれません。
関連記事
-
-
相手のことをわかる必要あり?
> ほんとうの寛容さはつねに戦闘状態にあるはずで、寛容にする側もされる側も、どちらもぞんぶんに傷つく
-
-
自分の才能の発揮の仕方
Lifehackerで「ファインマン」で検索した結果http://www.lifehacker.jp
-
-
自分は何の能力が秀でていて、それを使っているのか?
まずは、 自分が「前者」なのか、「後者」なのか 知って受け入れることです。 「前者・後者」
-
-
「あなたに任せるわ」
> ■あなたに任せるわ > 末期がんを患った母からの言葉 (一語一会)フリーライター・永峰英太
-
-
見守るとは、「共有できないこと」を共有すること
> なぐさめるのでも、抱きかかえるのでもなく、互いに共有しえない闇の、その共有しえないということの重
-
-
眠りたい。食事をしたいと思わない。
あくまでも僕の場合ですが、 ・眠りたい。 ・食事をしたいと思わない。 という時は、
-
-
「大学時代、何も考えていませんでした」
Vol. 71 [京都造形芸術大学 社会人と学生の交流イベント「ロールモデル研究」に参加して
-
-
「どうも狭いところに落ち込んでいるな」と思っている人へ
今日は、この記事の紹介。 ワークショップ設計で大切なことは、だいたい高校部活から学んだhttp
-
-
新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます 2010年のキーワードは「対話」でした。 「私」を伝え、「私
PREV :
太陽も月になりたい時があるはず
NEXT :
「怒って」その結果を引き受けるのが自分


