「怒って」その結果を引き受けるのが自分
公開日:
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最終更新日:2017/03/01
et cetera
> では、怒らずにどうしていたか。むかついていました。
> 清水真砂子
(折々のことば 選・鷲田清一)
「怒らないでいよう」
と言われてどうなるか。
> 「ごめんね」「いいよ」と笑顔で言いあう社会は、自分を封印するよう人に強いる。
(リンク先より引用)
「怒る」って大事。
自分の感情を知るのが大事。
その感情を大切にするのも大事。
・・・言い換えると、その感情が起こったことを「認める」ということ。
何でもかんでも感情を周りに放出するのは具合が悪い。
だって周りは「他人」だから、たとえ家族であったとしてもあなたには関係ない人。
でも、「我慢」したり、
「内に蓄える」ことをすると、
内側が腐るか、
暴発します。
困るのは、
「内側が腐りがち」の人は我慢したり、「自分が悪かった」と思う傾向があり、
どこまでも溜め込んでいき、最悪病気になること。
そして、指導する立場になったときに我慢することを強いること。
感情をあたりかまわずまき散らす人は、行動を変えることがないこと。
「アンガーマネジメント」
という言葉が最近よく聞かれるようになったのだけれど、
この話とはどうかかわるのか?
おそらくアンガーマネジメントは、
怒りの感情を、まずは理解し、分析しようとすることではないだろうか。
決して、「怒る」ことに『ダメ』というレッテルを貼っているわけではない。
それに感情は、
思考を経由せず、
噴出するものだから、「感情」。
噴出することで、気づくこともあるだろう。
感情が出ることを抑えるトレーニングを続けると、
「生気がなくなる」。
だから、感情の一つ「怒る」はかまわないが、
できれば、自分にとっても、周りにとっても
「意味のある『怒り』」
にできるだけ限定したいものである。
『「怒って」その結果を引き受けるのが自分』
という思いをまず持ちたい。
そうそう。
「いい怒り」「悪い怒り」を、他人や周りが決めつけてはいけない。
本人に任せましょう。
それに向き合うのは、本人の特典だから。
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