受けた《借り》を伝えていく
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最終更新日:2017/03/10
et cetera
> いま私たちに必要なのは……《借り》を伝えていくことである。
> ナタリー・サルトゥー=ラジュ
(折々のことば 選・鷲田清一)
鷲田さんいわく、《借り》とは「恩や負い目」のこと。
もしくは、
「○○のおかげで」
と感謝する心。
それは、人だけではなく、団体や組織、自然も含まれる。
《借り》は、その本人に返すよりも、
「恩送り」
のことば通り、送り伝えていくことだな。
《借り》は、
目に見えていて、数えられるものだけじゃなく、
その気持ちや願いまで受けること。
だからこそ、できれば
その時、その人から「《借り》を受けない」
という選択肢があってもいい。
《借り》とは、
貸す側のことではなく、借りる側の気持ちのことだから。
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