「やっぱり生きていくのが面倒くさい」
公開日:
:
最終更新日:2017/03/02
et cetera
> やっぱり生きていくのが面倒くさい
> 写真家の父
(折々のことば 選・鷲田清一)
写真家金川晋吾さんの写真集「father」の本の帯のことば。
お父さんに「なんで蒸発するのか」みたいな問いかけをしたら、
置き手紙のように置いてあったものという。
自殺するかも、と心配しそうな言葉だけれど、
どこかのんびりした、
どこかしがらみを脱いだ素直な自分の生のままのような言葉のように
思えてきます。
この言葉は簡単だけれど、
僕も口にするには、何か抵抗を感じます。
ことばにしてみると、
「見ないふりしてきたもの」を身体の近いところに感じます。
不思議な言葉です。
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孫引きで申し訳ありません。 元の出典は、 小説 琉球処分(上) (講談社文庫) By
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